【マイクラ】複数サーバー間を移動できるサーバーの立て方【BungeeCord・Waterfall・Velocity対応】


どうもこんにちは、揚げたてのポテトです。

どうもー!助手のポテコちゃんです!

皆さん、海外のマルチサーバー等に参加した時に全く違うワールドに移動するのを経験したことありませんか?

あるある!
あれって不思議だよね、どうやってるんだろうと気になる!

今回は、複数サーバー間で移動できるようになるサーバーの立て方をご紹介したいと思います!
海外サーバーでこんなの見たことありませんか?
ご覧になりましたか?
これは「Multiverse-Core」等のプラグインを使ってワールド間を移動しているわけではなく、たくさんのサーバーを用意して、プレイヤーが実際に移動しているということです。


上記の画像では、矢印は一方通行になっていますが、実際は相互に行き来できるようになっています!
このような仕組みを作っているサーバーのことをプロキシサーバーといいます。
プロキシサーバーを知ろう!
プロキシサーバーとは、接続者とサーバー本体の間に位置するサーバーのことで、接続者から受け取った情報をサーバーに受け渡すという中継サーバーの役割をします。これをプロキシと呼びます。
プロキシサーバーを通すことで、サーバー本体に不正アクセスやサーバー攻撃等を通さないようにできるのでセキュリティ面を向上させることができます。

このように攻撃を受けてもダメージを受けるのはプロキシサーバーだけで、サーバー本体にはダメージを受けないため安全にサーバーを立てることができます。
要するにプロキシサーバーはサーバー本体の壁のような役割をしてくれます。
マイクラのプロキシサーバーについて
上記と同じようにマイクラサーバーにもプロキシサーバーがあります。
マイクラのプロキシサーバーを挙げるとBungeeCord・Waterfall・Velocity等があります。その中で一番有名なのがBungeeCordですね。
プロキシサーバー | 対応バージョン | 特徴 |
---|---|---|
BungeeCord | 1.4.7~最新版 | 元祖プロキシサーバー |
Waterfall | 1.8~最新版 | BungeeCordの改良版 Forgeのサポートがある |
Velocity | 1.7.10~最新版 | 上記とは異なり、独自で開発されたプロキシサーバー |
BungeeCordはマイクラのプロキシサーバーの中で、一番最初に公開されたプロキシサーバーです。
他のWaterfall・Velocity等は、BungeeCordから派生したり、新たに開発されたプロキシサーバーになります。
他にもプロキシサーバーは存在していますが、今回は、BungeeCord・Waterfall・Velocityサーバーの立て方についてご紹介していきます。

ところで・・・
マイクラのプロキシサーバーを使うとどんなメリットがあるの?

使い道は様々ですが・・・例えば、プロキシサーバーを経由することでサーバー本体のサーバーアドレス(IPアドレス)を公開する必要が無いため、安全性を高められます。

その他にも有名なサーバーになってくると、悪意ある者からサーバー攻撃を受けるようになり、プロキシサーバーを経由する事でサーバー本体にダメージが無くなります。(ルーターくんが安全!)

ただし、この場合はサーバー攻撃に耐性のあるプロキシサーバーをオススメします(レンタルサーバー等)。

なるほど!安全性が高められるということね!
色々なサーバーにも繋げられるから友達同士のサーバーを繋げても良さそうだね!
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「パソコンの性能(スペック)が足りない」
「ポート開放が上手くできない」
「難しくてよく分からない」

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マイクラのプロキシサーバーを立てよう!
まず、プロキシサーバーを立てる前に受け渡し先となるマイクラサーバーの本体を1つ用意してください。

マイクラサーバーを立てていること前提で話を進めていきます。
プロキシサーバーとマイクラサーバー本体は別々で立てるので、最低でも2台のサーバーは必要になるということです。(ポート番号を別々にして立てれば1つのパソコンでも用意できます)


基本的にプロキシサーバーから接続できる受け渡し先のサーバーの本体はプラグインサーバー限定になっています。
バニラサーバーで接続したい場合は、ひと手間が必要となるので、最後の「VanillaCord編」をご覧ください。
本来、プロキシサーバーを立てるにはレンタルサーバー(VPS)などで立てることをオススメしますが、今回は、Windowsパソコンでプロキシサーバーを立てる方法でご紹介します。Linux系OSなどでも同じように立てられると思うので、参考にしてください。
マイクラサーバー本体の準備
プロキシサーバーに接続させるためにマイクラサーバー本体にも設定が必要です。
全てのプロキシサーバーに共通するので事前に説明していきます。
【共通】server.propertiesの設定
server.propertiesを開き、「online-mode=true」という項目があるので、これを「online-mode=false」に変更します。
【プラグインサーバー限定】spigot.ymlの設定
spigot.ymlを開き、「bungeecord: false」という項目があるので、これを「bungeecord: true」に変更します。
これでマイクラサーバー本体の準備は完了です!
プロキシサーバーを立てる【BungeeCord編】
それでは、BungeeCordの立て方についてご紹介していきます。
BungeeCordの立て方
上記のリンクを開き、「BungeeCord.jar」をクリックしてダウンロードします。

ダウンロードしたら、BungeeCord.jarを新しく作ったサーバーフォルダに入れます。

Linux系OSの方は、直接ダウンロードするか、SFTP共有などでサーバーフォルダに入れてください。
バッチファイル(batファイル)を作成して、BungeeCordを起動させる準備をしましょう。
プロキシサーバーを立てる人はバッチファイル作成経験者だと思っているので作成方法は省きます。
@echo off
java -Xms512M -Xmx512M -jar BungeeCord.jar nogui
pause
ここで1度、BungeeCordを起動してみましょう。作成したバッチファイルをダブルクリックして起動します。

「Listening on /0.0.0.0:ポート番号」と表示されたら、起動完了です。
次にプロキシサーバーからマイクラサーバー本体に繋げる設定をするので、一度、BungeeCordサーバーを閉じてください。
BungeeCordサーバーの閉じ方は、stopコマンドではなく、「end」コマンドになります!
サーバーフォルダにある「config」ファイルを開いてください。
すると、たくさんのBungeeCordの設定が表示されると思いますが、マイクラサーバー本体に繋げるために必要な設定は以下の部分になります
servers:
lobby:
motd: '&1Just another BungeeCord - Forced Host'
address: localhost:25565
restricted: false
名前 | 説明 |
---|---|
servers | ここからはサーバーの設定であることを示す。絶対に書き換えない。 |
lobby | コマンドを打ってサーバー間を移動する時に、サーバー名を指定する時の名前になる。 |
motd | マルチプレイ一覧に表示されるサーバー説明欄のこと。ただ、表示される条件が分からない。 |
address | マイクラサーバー本体のサーバーアドレス(IPアドレス)とポート番号を指定する。 |
restricted | サーバー間を移動する時に、trueにすると権限が必要になる。falseは権限不要。 |
参 考
servers: #絶対に変えない
main: #任意の名前に変更
motd: '&6ようこそポテトサーバーへ' #日本語も使えるが表示されない、後述するプラグインを使った方が良い
address: 123.456.78.9:25565 #マイクラサーバー本体のサーバーアドレスとポート番号
restricted: false #必要があればtrue
lobby: #複数のサーバーを繋げるにはこのように追加する
motd: '&6ようこそポテトサーバーへ'
address: 123.456.78.9:25252 #サーバーアドレス、ポート番号を被らないようにする
restricted: false
poteto:
motd: '&6ようこそポテトサーバーへ'
address: 123.456.97.8:25252 #サーバーアドレス、ポート番号を被らないようにする
restricted: false
これで設定完了と言いたいところですが、あと1か所変更するところがあります。
configファイルの「ip_forward: false」という項目があるので、これを「ip_forward: true」に変更します。
これでマイクラサーバー本体に接続させる設定は完了です。
他のBungeeCord設定は必要があれば、変更してください。
項目が多いので、Minecraft BungeeCord Wikiがあるのでそちらをご参考ください。
あとは、BungeeCordサーバーとマイクラサーバー本体を起動させて、BungeeCordサーバーのサーバーアドレスとポート番号でサーバーに接続してください。

すると、こんな感じにサーバーに接続することができました。
他のサーバーに移動する時は、「server <サーバー名>」コマンドで移動することができます。

以上でBungeeCordの立て方を終了します。お疲れ様でしたー!
プロキシサーバーを立てる【Waterfall編】
それでは、Waterfallの立て方についてご紹介していきます。
WaterfallはPaperMCが開発した、Forgeサポートとより多くの機能を備えたBungeeCordの改良版です。
最近では、BungeeCordより軽量でパフォーマンスが良いとWaterfallを使う人が増えてきています。

私は、サーバー本体をPaperMCで立てて、プロキシサーバーはWaterfallを採用して使っています。
Waterfallの立て方

上記のリンクを開き、「WATERFALL」を選択して#数字をクリックしてダウンロードします。
#数字が大きいほど、最新版であるので基本的には一番上の最新版をダウンロードするようにしてください。また、BungeeCordに比べて、高頻度でアップデートが行われています。

ダウンロードしたら、Waterfall.jarを新しく作ったサーバーフォルダに入れます。

Linux系OSの方は、直接ダウンロードするか、SFTP共有などでサーバーフォルダに入れてください。
バッチファイル(batファイル)を作成して、Waterfallを起動させる準備をしましょう。
プロキシサーバーを立てる人はバッチファイル作成経験者だと思っているので作成方法は省きます。
@echo off
java -Xms512M -Xmx512M -jar Waterfall.jar nogui
pause
ここで1度、Waterfallを起動してみましょう。作成したバッチファイルをダブルクリックして起動します。

「Listening on /0.0.0.0:ポート番号」と表示されたら、起動完了です。
次にプロキシサーバーからマイクラサーバー本体に繋げる設定をするので、一度、Waterfallサーバーを閉じてください。
Waterfallサーバーの閉じ方は、stopコマンドではなく、「end」コマンドになります!
サーバーフォルダにある「config」ファイルを開いてください。
すると、たくさんのWaterfallの設定が表示されると思いますが、マイクラサーバー本体に繋げるために必要な設定は以下の部分になります
servers:
lobby:
motd: '&1Just another Waterfall - Forced Host'
address: localhost:25565
restricted: false
名前 | 説明 |
---|---|
servers | ここからはサーバーの設定であることを示す。絶対に書き換えない。 |
lobby | コマンドを打ってサーバー間を移動する時に、サーバー名を指定する時の名前になる。 |
motd | マルチプレイ一覧に表示されるサーバー説明欄のこと。ただ、表示される条件が分からない。 |
address | マイクラサーバー本体のサーバーアドレス(IPアドレス)とポート番号を指定する。 |
restricted | サーバー間を移動する時に、trueにすると権限が必要になる。falseは権限不要。 |
servers: #絶対に変えない
main: #任意の名前に変更
motd: '&6ようこそポテトサーバーへ' #日本語も使えるが表示されない、後述するプラグインを使った方が良い
address: 123.456.78.9:25565 #マイクラサーバー本体のサーバーアドレスとポート番号
restricted: false #必要があればtrue
lobby: #複数のサーバーを繋げるにはこのように追加する
motd: '&6ようこそポテトサーバーへ'
address: 123.456.78.9:25252 #サーバーアドレス、ポート番号を被らないようにする
restricted: false
poteto:
motd: '&6ようこそポテトサーバーへ'
address: 123.456.97.8:25252 #サーバーアドレス、ポート番号を被らないようにする
restricted: false
これで設定完了と言いたいところですが、あと1か所変更するところがあります。
configファイルの「ip_forward: false」という項目があるので、これを「ip_forward: true」に変更します。
これでマイクラサーバー本体に接続させる設定は完了です。
他のWaterfall設定は必要があれば、変更してください。
項目が多いので、Minecraft BungeeCord Wikiがあるのでそちらをご参考ください。
あとは、Waterfallサーバーとマイクラサーバー本体を起動させて、Waterfallサーバーのサーバーアドレスとポート番号でサーバーに接続してください。

すると、こんな感じにサーバーに接続することができました。
他のサーバーに移動する時は、「server <サーバー名>」コマンドで移動することができます。

以上でWaterfallの立て方を終了します。お疲れ様でしたー!
プロキシサーバーを立てる【Velocity編】
それでは、Velocityの立て方についてご紹介していきます。
VelocityはWaterdallやTravertineと違い、BungeeCordを改良させたプロキシサーバーでは無く、新しく開発されたプロキシサーバーです。
軽量化はもちろんのこと、拡張性や安全性に重点を置いていて、セキュリティが高いプロキシサーバーとされています。
また、Waterfallでは、Travertineを利用しないと1.7に対応していませんでしたが、Velocityのみで1.7~最新版まで対応しています。
最近では、Waterfallと同様に注目されているプロキシサーバーです。
ただ、BungeeCord系のプラグインが対応してないことがあるので移行には注意です。
Velocityの立て方

上記のリンクを開き、「VELOCITY」を選択して#数字をクリックしてダウンロードします。
#数字が大きいほど、最新版であるので基本的には一番上の最新版をダウンロードするようにしてください。また、BungeeCordに比べて、高頻度でアップデートが行われています。

ダウンロードしたら、Velocity.jarを新しく作ったサーバーフォルダに入れます。

Linux系OSの方は、直接ダウンロードするか、SFTP共有などでサーバーフォルダに入れてください。
バッチファイル(batファイル)を作成して、Velocityを起動させる準備をしましょう。
プロキシサーバーを立てる人はバッチファイル作成経験者だと思っているので作成方法は省きます。
@echo off
java -Xms512M -Xmx512M -jar Velocity.jar nogui
pause
ここで1度、Velocityを起動してみましょう。作成したバッチファイルをダブルクリックして起動します。

「Done(数字s)!」と表示されたら、起動完了です。
次にプロキシサーバーからマイクラサーバー本体に繋げる設定をするので、一度、Velocityサーバーを閉じてください。
Velocityサーバーの閉じ方は、stopコマンドではなく、「end」コマンドになります!
サーバーフォルダにある「velocity.toml」ファイルをメモ帳等で開いてください。
すると、たくさんのVelocityの設定が表示されると思いますが、マイクラサーバー本体に繋げるために必要な設定は以下の部分になります
[servers]
# Configure your servers here. Each key represents the server's name, and the value
# represents the IP address of the server to connect to.
lobby = "127.0.0.1:30066"
minigames = "127.0.0.1:30068"
# In what order we should try servers when a player logs in or is kicked from a server.
try = ["lobby"]
factions = "127.0.0.1:30067"
名前 | 説明 |
---|---|
[servers] | ここからはサーバーの設定であることを示す。絶対に書き換えない。 |
lobby minigames factions | コマンドを打ってサーバー間を移動する時に、サーバー名を指定する時の名前になる。 |
try | 最初にログインする時やキックされた時に接続するサーバー名を指定する。 |
[servers] #絶対に変えない
# ここでサーバーを構成します。各キーはサーバーの名前と値を表します。
# 接続するサーバーのIPアドレスを表します。
lobby = "123.456.78.9:25252" #マイクラサーバー本体のサーバーアドレスとポート番号
main = "123.456.78.9:25565" #サーバーアドレス、ポート番号を被らないようにする
poteto = "123.456.97.8:25252" #サーバーアドレス、ポート番号を被らないようにする
# プレーヤーがサーバーにログインしたとき、またはサーバーからキックされたときに、どのような順序でサーバーを試す必要がありますか。
try = ["lobby"] #最初にログインする上記のサーバー名
これで設定完了と言いたいところですが、あと1か所変更するところがあります。
# Should we forward IP addresses and other data to backend servers?
# Available options:
# - "none": No forwarding will be done. All players will appear to be connecting
# from the proxy and will have offline-mode UUIDs.
# - "legacy": Forward player IPs and UUIDs in a BungeeCord-compatible format. Use this
# if you run servers using Minecraft 1.12 or lower.
# - "bungeeguard": Forward player IPs and UUIDs in a format supported by the BungeeGuard
# plugin. Use this if you run servers using Minecraft 1.12 or lower, and are
# unable to implement network level firewalling (on a shared host).
# - "modern": Forward player IPs and UUIDs as part of the login process using
# Velocity's native forwarding. Only applicable for Minecraft 1.13 or higher.
player-info-forwarding-mode = "NONE"
velocityファイルの「player-info-forwarding-mode = “NONE”」という項目を以下に変更する必要があります。
VelocityではIPアドレス、UUID、スキンなどのプレイヤーに関する情報のサーバーへの転送形式を「legacy、bungeeguard、modern」の3つから設定できます。
転送形式 | 対応バージョン | 説明 |
---|---|---|
legacy | 1.7.2~最新版 | BungeeCord、Waterfall、Travertineが採用している転送形式。 安全性が良くないが、互換性がある。 |
bungeeguard | 1.8~最新版 | legacyと同じ転送形式ですが、BungeeGuardプラグインと併用して 「秘密鍵」を使用できる。 |
modern | 1.13~最新版 | Velocityがオススメしている新しい転送形式。 安全性がかなり向上するが、互換性がない(1.13未満やForge、ProtocolSupport等が使えない) |
legacyとbungeeguardは通常通りの接続設定でサーバーにログインすることができますが、「player-info-forwarding-mode = “modern”」の場合だけ接続設定が変わるので説明します。
「player-info-forwarding-mode = “modern”」の場合
マイクラサーバー本体でspigot.ymlの「bungeecord: true」を「bungeecord: false」に変更します。
次に、paper.ymlの「velocity-support:」項目の「enabled: false」、「online-mode: false」を「enabled: true」、「online-mode: true」に変更します。
Velocityサーバーのvelocity.tomlから「forwarding-secret」のコードを読み取り、paper.ymlの「secret: ‘ココ’」に、貼り付けます。
これでマイクラサーバー本体に接続させる設定は完了です。
他のVelocity設定は必要があれば、変更してください。
項目が多いので、Velocity ドキュメントがあるのでそちらをご参考ください。
あとは、Velocityサーバーとマイクラサーバー本体を起動させて、Velocityサーバーのサーバーアドレスとポート番号でサーバーに接続してください。

すると、こんな感じにサーバーに接続することができました。
他のサーバーに移動する時は、「server <サーバー名>」コマンドで移動することができます。

以上でVelocityの立て方を終了します。お疲れ様でしたー!
バニラサーバーをプロキシサーバーに繋げる方法【VanillaCord編】
最後にバニラサーバーをプロキシサーバーに繋げる方法をご紹介します。
通常、公式のバニラサーバーだけではプロキシサーバーに繋げる機能が無いため、接続することができません。
そこで、VanillaCord.jarでビルドという作業を行うと、プロキシサーバーに接続できるjarファイル(バニラサーバー用)を生成できます。
そのjarファイルでバニラサーバーを立てると、プロキシサーバーに接続できるようになります。
VanillaCordのビルド方法
上記のリンクを開き、「VanillaCord.jar」をクリックして、ダウンロードしてください。

ダウンロードしたら、VanillaCord.jarを新しく作ったサーバーフォルダに入れます。

Linux系OSの方は、直接ダウンロードするか、SFTP共有などでサーバーフォルダに入れてください。
バッチファイル(batファイル)を作成して、VanillaCordをビルドさせる準備をしましょう。
当記事を見る方はバッチファイル作成経験者だと思っているので作成方法は省きます。
@echo off
java -jar VanillaCord.jar 1.17
pause
それでは、ビルドを開始します。バッチファイルをダブルクリックして起動してください。

「Exporting patched jarfile」と表示されたら、ビルド完了です。
ビルド完了すると、サーバーフォルダに「in」と「out」のフォルダが生成されたと思います。
そのうち、「out」フォルダを開き、「1.17-bungee」というjarファイルがあります。
これをバニラサーバーで立てる時にjar指定してください。
@echo off
java -Xms1G -Xmx1G -jar 1.17-bungee.jar nogui
pause
あとは、バニラサーバー(1.17-bungee)起動させて、上記のプロキシサーバーにサーバーアドレスやポート番号を設定すれば繋げることができます。

以上でVanillaCordの立て方を終了します。お疲れ様でしたー!
プロキシサーバー用のプラグインを使ってみよう!
プロキシサーバーでは、プラグインサーバーであるSpigotやPaperMCのプラグインとは異なる、プロキシサーバー独自のプラグインがあります。
導入方法は、プラグインサーバーと同じでプロキシサーバーのサーバーフォルダの「plugins」フォルダに入れるだけです。
プロキシサーバーに対応したプラグインを導入しなければ動作しないのでご注意ください!
プラグイン名 | 説明 |
---|---|
BungeeTabListPlus | タブリストを自由に編集できる。 |
LunaChat | アルファベットチャットを日本語に変換して表示する。 |
CleanMotD | プロキシサーバーのMotdを簡単に編集できる。色文字も対応。 |
AddressLimit | 同じIPアドレスから接続可能な最大接続数を設定できる。 |

他にもたくさんのプロキシサーバー用プラグインがありますので、探して使ってみましょう!
よくある質問
似たようなコメントが多くなってきたのでよくある質問でまとめるようにしました。
随時、更新していきます。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回、ネット上にプロキシサーバーに関するサーバーの立て方を紹介する記事があまり見当たらなかったので、記事にしてみました!
そもそもプロキシサーバーのことをあまり知らない方にも知ることができて良い機会となったのではないのかな?と思います。
マイクラサーバーは意外と奥深いですよね・・・調べれば調べるほど、色々なことが知れて勉強になりますし、楽しくなってきます!
是非、今回の記事を参考にして理想のマイクラサーバーを構築してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事でお会いしましょう!
velocityはforgeに対応していますか?
サーバー初心者です。
Agamesでvelocityを使ってサーバーを作りたいのですが、velocityを使うにはサーバーをいくつか借りなければならないのでしょうか
サーバーを起動しているPCでも入れますでしょうか?
色々変えてみたりしたのですが全くできなくて
よければできないときの方法を教えてください
velocityのlegacyです。
エラーログ最初と
最後です
長文失礼しました。
レンタルサーバーでプロキシを立てたいのですが、手順などはわかりますでしょうか。
waterfallのmotdでなぜかMinecraft Toolsで作ったカラー付きの文字が使えません!どうすれば使えるようになりますか?