
どうもこんにちわ、揚げたてのポテトです。

どうもー!助手のポテコちゃんです!

先日、ConoHa VPSでMODサーバーを立てる記事を紹介しました。

好評でしたので、今回はConoHa VPSでプラグインを導入できるサーバー(SpigotMC/PaperMC)の立て方を紹介したいと思います。
- プラグインサーバーについて
- ConoHa VPSについて
- アカウント登録方法
- サーバー作成、プラグイン導入、ログイン方法

初めての方にも分かりやすいように書いています!


プラグインサーバーとは
Plugin(プラグイン)とは、簡単に説明するとマイクラサーバーに様々な要素を追加できる拡張機能のようなモノです。
様々な要素を追加できるといっても、MODのように新しいブロック・アイテムやモブなどの追加は出来ず、既存の要素を変更する形になります。
そのため、プラグインとMODは異なる存在と思ってもらった方が良いです。
コマンド<データパック<プラグイン<MOD
特徴として、サーバーにプラグインを導入するだけで参加者は事前準備(導入)の必要なく、要素を楽しむことができます。
例えば、サーバーに参加すると「○○さん、こんにちわ!」と挨拶されたり、階段ブロックに椅子のように座るアクションができるといったことです。
プラグインは、コマンドで不便な所を自動化させて補ったり、コマンドで不可能なことをプラグインで可能にすることが出来ます。
プラグインサーバーの種類
プラグインを導入させるには、バニラサーバーでは対応していないので、プラグイン対応サーバーで立てる必要があります。
プラグイン対応サーバーには色々な種類があります。
プラグインサーバー種類 | 説明 |
---|---|
CraftBukkit | 元祖プラグインサーバー |
Spigot | 大人数で遊ぶ目的でCraftBukkitサーバーを改良したサーバー |
PaperMC | Spigotを改良して更に軽量化したサーバー |
Mohist | MODとプラグインを導入できるサーバー |
当記事では、SpigotとPaperMCサーバーの立て方についてご紹介していきます。
その中で、プラグインサーバーに限らないのですが、マイクラサーバーを立てるには、ある程度のパソコン性能(スペック)が必要になり、自宅パソコンでは性能や環境不足などで立てられないことが多くあります。
- パソコン性能(スペック)が足りない
- 通信速度(回線速度)が遅くてラグい
- マイクラサーバーの立て方が難しくて分からない
- ポート開放ができない

サーバーを立てたいけれど、色々な理由で立てられない方がいますね・・・。
ConoHa VPSとは

ConoHa VPS…?聞いたことないなぁ。
ポテトくん詳しく教えてほしいな!

マイクラのレンタルサーバーではかなり有名ですよ!
そうですね、初めての方にも分かるように説明しましょう。
ConoHa VPSは初期費用なし、月額682円から利用できるレンタルサーバーです。
豊富なテンプレートと高速SSDによって、たったの25秒で「今すぐ使える」サーバーが作れます。

VPSについて

VPSは、仮想上に異なるOSやメモリ、CPU等を自由に構築できます。
基本的にVPSは個人で用意することは少なく、ConoHaのような企業が用意しサービスとして提供しているところがほとんどです。

ふむふm…( ˘ω˘)スヤァ

ま、まぁ、VPSに関してはConoHa側でやってもらえるので、
なんとなくの理解で大丈夫です笑
ConoHa(コノハ)について

ConoHaは日本で運用されているレンタルサーバー企業の1つで、親会社はインターネット事業を展開しているGMOです。

聞いたことない方もいるかもしれませんが、
実はGMOはインターネット事業の中でかなり大手で知名度もあるため、信頼性があります。
そんな大手GMOが運営するConoHaでは3つのサービスを提供しています。
サービス名 | 種 類 | 主な用途 |
---|---|---|
ConoHa WING | 共用レンタルサーバー | Webサーバー等 |
ConoHa VPS | VPS | マイクラサーバー等 |
ConoHa for Windows Server | VPS(Windows Server) | Office(Word、Excel等)を使いたい人等 |
ConoHaは数あるレンタルサーバー企業の中で高性能でありながら、低価格でサービスを提供していて初心者でも簡単に利用できる点がとても魅力的です。
ConoHaでは、マイクラサーバーの「自動構築機能」というサービスがありますが、これはバニラサーバー限定なので、プラグインサーバーでは、通常のVPSでマイクラサーバーを構築する必要があります。
そうなると、マイクラサーバーに必要な初期設定(コマンドを打ち込む)を自分で設定する必要があり、VPSに慣れていない人は途中で投げ出したくなるほど難しいです。

私も初めて通常のVPSを使ってみた時はマイクラサーバーを立ち上げるだけで、1日消費するほど難しかったです。(Google先生と一緒に頑張りました笑)
でも安心してください!
そんな難しい操作も当記事では、初めての方でも簡単にサーバー構築できるように、分かりやすい方法で説明していきます。
VPSを初めて触る方でも打ち込むコマンドを少なく、簡単にプラグインサーバーを立てられるようになります。
バニラやMODサーバーを立てたい方は以下の記事をご覧ください。


気になるConoHa VPSの料金プランについて
ConoHa VPSでは5つのプランに分かれていますが、その中のオススメ3つをピックアップします。
2GBプラン 1,848円/月 3.3円/時 |
---|
推奨参加人数 4人以下 |
初期費用 無料 |
CPU 3コア |
SSD 100GB |
備考 少人数であれば快適に遊べる |
4GBプラン 3,608円/月 6.6円/時 |
---|
推奨参加人数 5~10人 |
初期費用 無料 |
CPU 4コア |
SSD 100GB |
備考 15人前後で快適に遊べる |
8GBプラン 7,348円/月 13.2円/時 |
---|
推奨参加人数 11人以上 |
初期費用 無料 |
CPU 6コア |
SSD 100GB |
備考 20人前後でも快適に遊べる |

他のVPS企業と比べても安い!!しかも高性能ってスゴイ!

知り合いと遊ぶだけ(4人前後)であれば、おすすめは2GBプランです!

でもプラグインになると負荷が掛かるため、必要なサーバー性能が上がります。そのため、快適に遊ぶなら4GBプラン以上をおすすめします!
1GBプランか2GBプランか迷っている人に聞いてほしい!

これは実体験なのですが、2人~4人で遊べるサーバーを作ろうと、安く済ませるために「1GBプラン」でサーバーを作成しました。

ちゃんとサーバーを立てられて4人まで入れたのですが、動こうとするとカックカク過ぎて、快適に遊ぶことができませんでした!
なので…1GBプラン、2GBプランでも遊べますが、プラグインで快適に遊びたい場合は4GBプランをオススメします!!
それでもお金に余裕が無い方は、まず1GBプランまたは2GBプランにしてみて、お金が貯まったらあとで4GBプランに変更することもできます。
ConoHa VPSは時間課金制を導入しています。

3日間だけ大人数で遊びたいな・・・

そんな時は4GBプランを契約して3日後に解約すれば、6.6円×24時間×3日=475.2円の請求だけになります!
(7日間でも6.6円×24時間×7日=1,108.8円)

なるほど・・・こんな使い方も出来ちゃうんだね!
ConoHa VPSのアカウントを作成する
ConoHa VPSを利用するには最初にConoHaアカウントを作成する必要があるので、アカウント作成方法を説明します。
ConoHaアカウントの作成

ConoHa VPSサイトより「今すぐクーポンをもらう」をクリックするとお申し込みができます。
ConoHaアカウントを持っていない方はアカウント作成が先になります。

今なら当サイトからお申し込みをすると、お得な特典がもらえます!

上記のボタンからConoHaアカウントを作成し、プランを契約するとお得な「700円分クーポン」が付与されます。(契約時に自動付与)
この機会に是非ご活用ください!

なんだって~!?めちゃくちゃおトクじゃん!
アカウント情報の入力
アカウント作成も簡単で、必要項目を入力するだけでアカウントを作成できます。

入力された情報は公開されることがないため、正しい情報を入力しましょう。
トラブルがあった際に間違った情報だと対応してもらえない場合があります!
ConoHaのパスワードは、セキュリティ強化のため
英大文字と英小文字、数字を最低1文字以上を入れる必要があるのでご注意ください!
パスワードは重要になるので、しっかりとしたパスワードを入力しましょう。
今後、ConoHaにログインするにはメールアドレスとパスワードが必要になるので、アカウント作成時にメモすることをオススメします!
電話/SMS認証の確認
アカウント情報を入力して「次へ」をクリックすると次は本人認証が必要となります。
電話番号を入力してメッセージ(SMS認証)もしくは電話音声(電話認証)を選択します。

認証種類 | 対応機器 | 備 考 |
---|---|---|
メッセージ(SMS認証) | ガラケーorスマホorタブレット等(固定電話不可) | 簡単でスグできる |
電話音声(電話認証) | ガラケーorスマホorタブレット等(固定電話可) | 電話に出ないといけない |

オススメはSMS認証です!
電話番号を入力して「SMS認証」をすると、スマホ等のメッセージに認証コードが届くので認証コードを入力して「送信」をクリックしてください。

お支払い方法の入力
本人認証が完了すると、事前にお支払い情報を入力する必要があります。
お支払い方法は様々対応しているので、クレジットカードをお持ちではない方でも利用できます!
お支払方法は大きく分けて3つあり、クレジットカード・ConoHaチャージ・ConoHaカードです。

クレジットカードを登録しておくと、翌月から自動引き落としになるので払い忘れが無くなるのでオススメですが、中にはクレジットカードをお持ちになってない方もいると思います。

そんな方は、ConoHaチャージまたはConoHaカードをオススメします!
お支払い方法
お支払い方法

- ConoHaチャージ
-
入金した金額分のみサービスのご利用が可能となる、前払いタイプのお支払い方法です。
クレジットカードの他に様々な支払方法に対応しています。
- ConoHaカード
-
ConoHa VPSに「クーポン」として登録ができるプリペイドカードです。
Amazonギフトカードのように登録したい金額分のConoHaカードを購入して、番号を登録するだけでお金をチャージすることができます。
また、学生や教職員の方向けに学割も対応していて、学割を使うと10%OFFになりおトクです!

お支払い情報まで入力が完了するとアカウント作成完了です!

特に問題なく、アカウント作成できたよー!
サーバープランを選択する
次に、マイクラサーバーの性能(スペック)となるサーバープランを選択します。
マイクラサーバーの参加人数に応じて、サーバープランを選択してください。

サーバーをどこに置くか決められます。
東京とシンガポールでは、東京の方がマイクラサーバーに最適なので、「東京」を選択します。
サービス「VPS」と「Minecraft」のどちらを選択してもプラグインサーバーを立てられるのでどちらでも問題ありません。

当記事では、「VPS」を選択していきます。
VPS割引きっぷとは3ヵ月以上まとめて購入すると、ひと月あたりの割引率がアップします。
詳しくは以下の表を参考にしてください。
1~2か月だけ利用したい方は「利用しない」を選択して、3ヵ月以上利用する方は、VPS割引きっぷを「利用する」の方がお得になりオススメです!
3ヵ月以上利用する場合は、「VPS割引きっぷ」がオススメ!
VPS割引きっぷを選択して購入すると、有効期間が長いほどひと月あたりの割引率がアップします。
VPS割引きっぷ | 2GBプラン | 4GBプラン | 8GBプラン |
---|---|---|---|
1ヵ月 | 1,848円/月 割引なし | 3,608円/月 割引なし | 7,348円/月 割引なし |
3ヵ月 | 1,815円/月 1%OFF | 3,520円/月 2%OFF | 7,260円/月 1%OFF |
6ヵ月 | 1,793円/月 2%OFF | 3,465円/月 3%OFF | 7,205円/月 2%OFF |
12ヵ月 | 1,565円/月 15%OFF | 2,970円/月 17%OFF | 6,336円/月 14%OFF |
24ヵ月 | 1,495円/月 19%OFF | 2,931円/月 18%OFF | 6,069円/月 17%OFF |
36ヵ月 | 1,426円/月 22%OFF | 2,901円/月 19%OFF | 5,802円/月 21%OFF |

このように3か月ごとに数十円の割引が適用されます!さらに長期になればなるほど、割引も大きくなります!
2GBプラン 1,848円/月 3.3円/時 |
---|
推奨参加人数 4人以下 |
初期費用 無料 |
CPU 3コア |
SSD 100GB |
最低利用期間 無料 |
備 考 少人数であれば快適に遊べる |
4GBプラン 3,608円/月 6.6円/時 |
---|
推奨参加人数 5~10人 |
初期費用 無料 |
CPU 4コア |
SSD 100GB |
最低利用期間 無料 |
備 考 15人前後で快適に遊べる |
8GBプラン 7,348円/月 13.2円/時 |
---|
推奨参加人数 11人以上 |
初期費用 無料 |
CPU 6コア |
SSD 100GB |
最低利用期間 無料 |
備 考 20人前後でも快適に遊べる |

1GBプランもありますが、快適に遊ぶことができないので2GBプランまたは4GB以上をオススメします!
サーバープランを選択できたら、
イメージタイプ「アプリケーション」を選択し、「Minecraft Java版」を選択します。

rootパスワードは、サーバーを管理する時に必要になります。
英大文字、英小文字、数字、記号をそれぞれ含めて設定する必要があります。
※記号「”」、「’」、「;」はrootパスワードに入れないようにしてください。

入力したrootパスワードは忘れないように必ず控えておいてください。
rootパスワードはコントロールパネル再設定することはできないのでご注意ください。
追加するVPSに任意のネームタグ(名前付け)を設定することができます。
あとで見て分かりやすい名前にしておくと良いと思います。

基本的にはデフォルトのオプションのままでもサーバーを立てられるため、特に変更する必要がありません。
強いて言えば、サーバーデータが破損したときにバックアップしていると復元できるようになるため、「自動バックアップ」を有効にしていると、いつでも安心してプレイすることができるのでオススメです。

その他の設定は特別な操作をしている人向けなので特に気にしなくても問題ありません。
ここまでできたら、右側の「次へ」をクリックするとサーバーを追加できます。

サーバー追加が完了するとこのような画面に切り替わり、ステータスが「起動中」になっています。
現時点では「バニラサーバー」が構築されている状態なので、ここから「プラグインサーバー」に変えていきます。

当記事ではSSH接続を推奨していましたが、初心者の方には難しいとのことで、2021年12月4日より簡単な方法での接続方法を紹介することに記事内容を変更しました。
ConoHa VPSでプラグインサーバーを作成してみよう
それではConoHaでサーバー契約ができたのでこれからプラグインサーバーを作成していきます。
VPSを初めて触る方でも打ち込むコマンドを少なく、簡単にプラグインサーバーを立てられる方法を考えたので当記事ではそちらの立て方を紹介していきます!
ちなみに今回は、PaperMCの1.18.2を例にして立てていこうと思います!

SpigotMCや他のバージョンでも同じ手順で進めるとできます!

早ければ10分ほどで立てられます!
SpigotMCまたはPaperMCを用意する
はじめにプラグインサーバーを立てるのに必要な「SpigotMC」または「PaperMC」を用意します。
当記事では、PaperMCを例にして進めますが、SpigotMCもほとんど変わらないので同じように進めてください。
\読みたいタブを開いてね/

なんで非公式サイトなの?

本来、SpigotMCではビルドという作業を行わないといけないのですが、入手するまでとても手間と時間が掛かるため、今回は非公式サイトなら簡単にダウンロードできるので紹介しました。

必要なバージョンを選択して、サーバーファイルをダウンロードをしてください。

必要なソフトをパソコンにインストールする
追加したサーバーにパソコンから接続や遠隔操作するために必要なソフトの「Tera Term」と「WinSCP」をパソコンにダウンロードして、インストールしましょう。
- Tera Termは、パソコンからサーバー等に接続して遠隔操作できるソフト
- WinSCPは、パソコンからサーバー等に接続してファイル/フォルダを共有できるソフト
上記を開いて、「窓の社からダウンロード」をクリックするとパソコンにダウンロードできます。
Tera TermとWinSCPのダウンロードが完了したら、パソコンにインストールしてください!
以降は、Tera TermとWinSCPのインストールが完了した状態で説明していきます。
サーバー再構築する
左側のメニューの「サーバー」を選択すると、サーバーリストが表示されます。
サーバーリストに表示された「ネームタグ」を選択してコントロールパネルを開きます。

次に現在サーバーが起動している状態なので、「シャットダウン」を行います。

シャットダウンが完了しましたら「サーバー再構築」を選択してください。

再構築イメージ選択が表示されたら以下の通りにしてください。
- イメージ選択:「アプリケーション」
- アプリケーション:「Minecraft Java版」
- バージョン:「立てたいサーバーのバージョン」(今回は1.16.5にします)
- rootパスワード:「先程と同じrootパスワード」
- SSH Key:「変更しない」
選択したら「サーバー再構築」にします。

サーバー再構築するとしばらく構築されるまでに時間が掛かると思うので待ちます。
プラグインサーバーの作成
再構築できたらネームタグの横に数字があると思います。これが「IPアドレス」なのでメモします。

次にConoHaサーバーに先程、インストールをしてもらった「WinSCP」を使用して必要なファイルを入れていきましょう!
WinSCPの初期設定
WinSCPを起動して、左上の「新しいセッション」をクリックします。

次に、ConoHa VPSのファイルデータにログインするために必要な情報を入力していきます。
名前 | 説明 |
---|---|
ホスト名 | ConoHa VPSのIPアドレスを入力 |
ポート番号 | ここは「22」で変更しない |
ユーザ名 | ユーザ名は「root」で入力 |
パスワード | サーバー追加時に設定した「rootパスワード」を入力(大文字、小文字、数字、記号) |
最後に「保存」して、ログインをするとConoHaサーバーのフォルダにログインすることができます。


よく分からない方は画像の通りに真似して手順を覚えよう!

もし、このようなメッセージが表示されたら「はい」を選択してください。
必要なファイルを移行
次にマイクラサーバーのフォルダを開くために、左上のrootを選択し「/<ルート>」を選択します。

ルートフォルダを開けたら、この中の「opt」フォルダを探して開きます。

optフォルダが開けたら今度は「minecraft_server」フォルダを開きます。

これでマイクラのサーバーフォルダを開くことができました。
現在、バニラのサーバーデータになっているので、赤枠の「minecraft_server.jar」を削除します。

そして、左側の「フォルダマーク」を選択し、フォルダ参照を行ってダウンロードしたSpigotMCやPaperMCがあるフォルダを指定します。

フォルダを開くことができたら「paper-X.X.X.jar」をminecraft_serverフォルダにドラッグ&ドロップしましょう。

最後にプラグインサーバーを起動させるファイルを作成していきます。
右上の「新規」→「ファイル」の順番に選択し、ファイル名を入力に「start.sh」で「OK」を選択します。

するとメモ帳が開くと思うのでこの中に以下のコードを入力するかコピペしてください。
screen -AmdS plugin java -server -jar paper-X.X.X.jar
コード入力ができたら上書き保存して閉じて問題ありません。
今のサーバー設定を読み込むためにConoHaのコントロールパネルにて「再起動」を行います。

はい、これでプラグインサーバーの作成は完了です。

えっ!もうサーバーできたの?
もっと手間が掛かるのだと思ってたよ!

まだ安心するのは早いです。
ここからプラグインサーバーを一度起動し、問題無く起動できたらプラグインを導入していきます!
プラグインサーバーを起動してみよう
ここまでお疲れ様でした。それでは、プラグインサーバーをきちんと起動できるか確認しましょう。
プラグインサーバーを起動するには、インストールしてもらったTeraTermが必要です。
TeraTermの初期設定
まず、メモ帳を開いて以下のコードをコピーしてそのまま貼り付けてください。
; Tera Termに簡単に接続する設定
;=====================================================================
; 接続情報
HOSTADDR = '123.456.78.9' ;ココにIPアドレスを入力
PASSWORD = 'rootパスワード' ;ココにrootパスワードを入力
;=====================================================================
; コマンドオプション(全て変更しない)
COMMAND = HOSTADDR
strconcat COMMAND ':22 /ssh /2 /auth=password /user=root'
strconcat COMMAND ' /passwd='
strconcat COMMAND PASSWORD
;=====================================================================
; 接続(全て変更しない)
connect COMMAND
end
- 「HOSTADDR = ‘123.456.78.9’」控えていたIPアドレスを入力します。
- 「PASSWORD = ‘rootパスワード’」サーバー作成時に設定したrootパスワードを入力します。
IPアドレスやrootパスワードに「’あいうえお’」シングルコーテーション(半角)で挟まずにエラーで接続できない問題が多数報告されているのでご注意ください。

ードの編集ができたら、名前を付けて保存をし、
ファイル名「ConoHa.ttl」、ファイルの種類「すべてのファイル」として保存してください。

このようなアイコンになっていれば作成完了です。
ConoHaサーバーに接続
作成した、ConoHa.ttlをダブルクリックして起動させると、サーバーに接続出来た黒い画面(コンソール)が表示されると思います。
「セキュリティ警告」の画面がでたら、そのまま「はい」を選択します。
このような画面が表示されたら、正常にサーバーに接続することができました!
これがConoHaサーバーに接続したコンソール画面になります。ここでプラグインサーバーの起動や管理を行います。


cd /opt/minecraft_server
コマンドを実行して、プラグインサーバーフォルダを開きます。

cdコマンドは指定フォルダに移動するというコマンドです。

sh start.sh
コマンドを実行すると、プラグインサーバーを起動します。
通常、sh start.sh
コマンドを実行しただけだとプラグインサーバーは起動できますが、Tera Termを閉じたり、パソコンのネット回線が切れてしまうと、プラグインサーバーも閉じてしまいます。
そこで、起動コードを入力する際に「screen」という記述をしたと思うのですが、これは端末に複数の仮想ウィンドウを動作できる(バックグラウンドのような)アプリです。

screen -r plugin
コマンドを実行して、プラグインサーバーのコンソールを開きます。

「Done (XXXs)! For help, type “help”」と表示されていたら問題なくプラグインサーバーが立てられました!
プラグインを導入するためにstop
コマンドを実行してプラグインサーバーを停止させます。
WinSCPを開いて「導入したいプラグイン」を「plugins」フォルダに導入してください。
今回は、冒頭で例に出した階段ブロックに座れるプラグインを入れてみます。

これでプラグイン導入が完了しました。
TeraTermで「sh start.sh」→「screen -r plugin」を起動しましょう。
実際にマイクラを起動してプラグインサーバーに接続してみます!
お疲れ様です、これでプラグインサーバーの作成は完了しました!
サーバーを起動して、pl
コマンドを実行すると、導入できているか確認することもできます。
プラグイン名が無かったり、プラグイン名があるけど赤くなっていた場合は「前提プラグインが無い」もしくは「プラグイン自体にエラーがある」もしくは「サーバーのバージョンに対応していない」です。

プラグインサーバーに接続する
それでは、マインクラフト(Java版)を立ち上げて「マルチプレイ」でサーバーに接続してみましょう!
「マルチプレイ」→「サーバー追加」→「サーバーアドレス」→「完了」この手順で選択します。



ConoHaのコントロールパネルにて確認した「IPアドレス(サーバーアドレス)」を入力し「完了」を選択します。


これでマイクラサーバーに接続することができました!

お疲れ様でした!
これでプラグインサーバーを起動させて無事、参加することもできました!
プラグインサーバーを閉じずにコンソール(Tera Term)の閉じ方
screenの時に説明した、プラグインサーバーの起動を維持したまま、Tera Termを閉じたい場合は、

コンソール画面を1回クリックして「Ctrl+A」キーを押した後に「D」キーを押すと、プラグインサーバーの起動を維持したまま、コンソール画面を一時的に閉じることができ、rootのコンソール画面に戻ってきたら、exit
コマンドでTera Termを閉じられます。
次にTera Termを開いた時にscreen -r plugin
コマンドを実行すると、維持されたプラグインサーバーのコンソールを開くこともできます。

複数コンソールがある状態になるので最初は混乱すると思いますが、この辺りは、使い続けていくと自然と手順も覚えていくので難しく考えすぎなくて大丈夫かと思います。

慣れですね~、余裕が出てきたらコマンドの意味も調べてみると面白いですよ!
最後に
ConoHa VPSのプラグインサーバーはいかがだったでしょうか?
レンタルサーバーと聞くと難しい操作や知識が必要なイメージがあったり、プラグインサーバーとなると更に難しいと思いますが、この手順で行えば、誰でも簡単にマイクラサーバーを立てることができると思っています!
今まで友達や身内同士で遊びたくても遊べなかった方も低価格で24時間利用できるため、お試しで使ってみるのもアリだと思います。是非、この機会にConoHa VPSでマイクラプラグインサーバーを立ててみましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回の記事でお会いしましょう!
2022年6月5日よりプラグインサーバーの作成方法が更に簡単になりました!
分からないことがあればコメント欄にてお問い合わせください!
「screen -r plugin」をコンソール画面に入力したところ、下記の文が表示されました。
「There is no screen to be resumed matching plugin.」
PC素人の自身では色々調べたのですが対処がわかりませんでした。
似た系統の質問を何度も受けている中、恐縮でありますがどうかお力添えいただけると幸いです。
Conoha 2GB にPaperMC1.18.2のみ入れて起動すると、Done!と出て起動はできるのですが、
しばらくたつと
Can’t keep up! Is the server overloaded? Running 5067ms or 101 ticks behind
Server thread ERROR An exception occurred processing Appender Async org.apache.logging.log4j.core.appender.AppenderLoggingException: java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space
とheap領域のエラーが出てしまいます。
メモリ2GBでは足りないということなのでしょうか。
1つのvpsでポート番号を変えて2つ以上のワールドを起動するとscreen is terminatingとどちらか片方に出てきます。どうすればよいですか?
一通りできたとは思うのですが、実際マイクラでプラグインを使ってみようとしても使えません。そこでplコマンドを打っても「コマンドが見つかりません」と出ます。どうすればいいですか?
過去に同様の質問が寄せられておりますが、最後のscreen -r plugin実行時に以下のエラーが出てしまい、どうしても解消できません。
[Server thread/WARN]: **** FAILED TO BIND TO PORT!
[Server thread/WARN]: The exception was: io.netty.channel.unix.Errors$NativeIoException: bind(..) failed: アドレスは既に使用中です
[Server thread/WARN]: Perhaps a server is already running on that port?
screen -lsコマンドを実行すると
No Sockets found in /run/screen/S-root. と表示されます。解消法を教えていただけるとありがたいです。