
先日、「ConoHa VPS」の自動構築機能を使ったマイクラサーバーの立て方を紹介しました。

その時にも話しましたが、自動構築機能は「バニラサーバーを立てる目的の機能」であって、MODサーバーやプラグインサーバーを立てることはできませんでした。

うんうん、言ってたね!

今回は、自動構築機能は使わずに、「ConoHa VPS」でMODサーバーの立て方を分かりやすく紹介したいと思います。
- MODサーバーについて
- ConoHa VPSについて
- アカウント登録方法
- サーバー作成、MOD導入、ログイン方法

初めての方にも分かりやすいように書いています!


MODサーバーとは
MOD(モッド)とは、簡単に説明すると通常のマインクラフトに新たにモブやモンスターを追加したり、RPGみたいなゲームのような大幅なシステム変更ができるようになるモノです。
MODで遊ぶときは、基本、シングルプレイで遊ぶことが主だと思います。ですが、シングルプレイだけではなくマルチプレイで遊ぶこともできます。
MODサーバーという家に、参加する人も同じMODを用意して家に入ると、一緒に遊ぶことができます。


簡単に説明しましたが、これがMODサーバーだと思っています。
その中で、MODサーバーに限らないのですが、マイクラサーバーを立てるには、ある程度のパソコン性能(スペック)が必要になり、自宅パソコンでは性能や環境不足などで立てられないことが多くあります。
- パソコン性能(スペック)が足りない
- 通信速度(回線速度)が遅くてラグい
- マイクラサーバーの立て方が難しくて分からない
- ポート開放ができない

サーバーを立てたいけれど、色々な理由で立てられない方がいますね・・・。
ConoHa VPSとは

ConoHa VPS…?聞いたことないなぁ。
ポテトくん詳しく教えてほしいな!

マイクラのレンタルサーバーではかなり有名ですよ!
そうですね、初めての方にも分かるように説明しましょう。
ConoHa VPSは初期費用なし、月額682円から利用できるレンタルサーバーです。
豊富なテンプレートと高速SSDによって、たったの25秒で「今すぐ使える」サーバーが作れます。

VPSについて

VPSは、仮想上に異なるOSやメモリ、CPU等を自由に構築できます。
基本的にVPSは個人で用意することは少なく、ConoHaのような企業が用意しサービスとして提供しているところがほとんどです。

ふむふm…( ˘ω˘)スヤァ

ま、まぁ、VPSに関してはConoHa側でやってもらえるので、
なんとなくの理解で大丈夫です笑
ConoHa(コノハ)について

ConoHaは日本で運用されているレンタルサーバー企業の1つで、親会社はインターネット事業を展開しているGMOです。

聞いたことない方もいるかもしれませんが、
実はGMOはインターネット事業の中でかなり大手で知名度もあるため、信頼性があります。
そんな大手GMOが運営するConoHaでは3つのサービスを提供しています。
サービス名 | 種 類 | 主な用途 |
---|---|---|
ConoHa WING | 共用レンタルサーバー | Webサーバー等 |
ConoHa VPS | VPS | マイクラサーバー等 |
ConoHa for Windows Server | VPS(Windows Server) | Office(Word、Excel等)を使いたい人等 |
ConoHaは数あるレンタルサーバー企業の中で高性能でありながら、低価格でサービスを提供していて初心者でも簡単に利用できる点がとても魅力的です。
ConoHaでは、マイクラサーバーの「自動構築機能」というサービスがありますが、これはバニラサーバー限定なので、MODサーバーでは、通常のVPSでマイクラサーバーを構築する必要があります。
そうなると、マイクラサーバーに必要な初期設定(コマンドを打ち込む)を自分で設定する必要があり、VPSに慣れていない人は途中で投げ出したくなるほど難しいです。

私も初めて通常のVPSを使ってみた時はマイクラサーバーを立ち上げるだけで、1日消費するほど難しかったです。(Google先生と一緒に頑張りました笑)
でも安心してください!
そんな難しい操作も当記事では、初めての方でも簡単にサーバー構築できるように、分かりやすい方法で説明していきます。
VPSを初めて触る方でも打ち込むコマンドを少なく、簡単にMODサーバーを立てられるようになります。
バニラやプラグインサーバーを立てたい方は以下の記事をご覧ください。


気になるConoHa VPSの料金プランについて
ConoHa VPSでは5つのプランに分かれていますが、その中のオススメ3つをピックアップします。
2GBプラン 1,848円/月 3.3円/時 |
---|
推奨参加人数 4人以下 |
初期費用 無料 |
CPU 3コア |
SSD 100GB |
備考 少人数であれば快適に遊べる |
4GBプラン 3,608円/月 6.6円/時 |
---|
推奨参加人数 5~10人 |
初期費用 無料 |
CPU 4コア |
SSD 100GB |
備考 15人前後で快適に遊べる |
8GBプラン 7,348円/月 13.2円/時 |
---|
推奨参加人数 11人以上 |
初期費用 無料 |
CPU 6コア |
SSD 100GB |
備考 20人前後でも快適に遊べる |

他のVPS企業と比べても安い!!しかも高性能ってスゴイ!

知り合いと遊ぶだけ(4人前後)であれば、おすすめは2GBプランです!

でもMODになると負荷が掛かるため、必要なサーバー性能が上がります。そのため、快適に遊ぶなら4GBプラン以上をおすすめします!
1GBプランか2GBプランか迷っている人に聞いてほしい!

これは実体験なのですが、2人~4人で遊べるサーバーを作ろうと、安く済ませるために「1GBプラン」でサーバーを作成しました。

ちゃんとサーバーを立てられて4人まで入れたのですが、動こうとするとカックカク過ぎて、快適に遊ぶことができませんでした!
なので…1GBプラン、2GBプランでも遊べますが、MODで快適に遊びたい場合は4GBプランをオススメします!!
それでもお金に余裕が無い方は、まず1GBプランまたは2GBプランにしてみて、お金が貯まったらあとで4GBプランに変更することもできます。
ConoHa VPSは時間課金制を導入しています。

3日間だけ大人数で遊びたいな・・・

そんな時は4GBプランを契約して3日後に解約すれば、6.6円×24時間×3日=475.2円の請求だけになります!
(7日間でも6.6円×24時間×7日=1,108.8円)

なるほど・・・こんな使い方も出来ちゃうんだね!
ConoHa VPSのアカウントを作成する
ConoHa VPSを利用するには最初にConoHaアカウントを作成する必要があるので、アカウント作成方法を説明します。
ConoHaアカウントの作成

ConoHa VPSサイトより「今すぐクーポンをもらう」をクリックするとお申し込みができます。
ConoHaアカウントを持っていない方はアカウント作成が先になります。

今なら当サイトからお申し込みをすると、お得な特典がもらえます!

上記のボタンからConoHaアカウントを作成し、プランを契約するとお得な「700円分クーポン」が付与されます。(契約時に自動付与)
この機会に是非ご活用ください!

なんだって~!?めちゃくちゃおトクじゃん!
アカウント情報の入力
アカウント作成も簡単で、必要項目を入力するだけでアカウントを作成できます。

入力された情報は公開されることがないため、正しい情報を入力しましょう。
トラブルがあった際に間違った情報だと対応してもらえない場合があります!
ConoHaのパスワードは、セキュリティ強化のため
英大文字と英小文字、数字を最低1文字以上を入れる必要があるのでご注意ください!

パスワードは重要になるので、しっかりとしたパスワードを入力しましょう。
今後、ConoHaにログインするにはメールアドレスとパスワードが必要になるので、アカウント作成時にメモすることをオススメします!
電話/SMS認証の確認
アカウント情報を入力して「次へ」をクリックすると次は本人認証が必要となります。
電話番号を入力してメッセージ(SMS認証)もしくは電話音声(電話認証)を選択します。

認証種類 | 対応機器 | 備 考 |
---|---|---|
メッセージ(SMS認証) | ガラケーorスマホorタブレット等(固定電話不可) | 簡単でスグできる |
電話音声(電話認証) | ガラケーorスマホorタブレット等(固定電話可) | 電話に出ないといけない |

オススメはSMS認証です!
電話番号を入力して「SMS認証」をすると、スマホ等のメッセージに認証コードが届くので認証コードを入力して「送信」をクリックしてください。

お支払い方法の入力
本人認証が完了すると、事前にお支払い情報を入力する必要があります。
お支払い方法は様々対応しているので、クレジットカードをお持ちではない方でも利用できます!
お支払方法は大きく分けて3つあり、クレジットカード・ConoHaチャージ・ConoHaカードです。

クレジットカードを登録しておくと、翌月から自動引き落としになるので払い忘れが無くなるのでオススメですが、中にはクレジットカードをお持ちになってない方もいると思います。

そんな方は、ConoHaチャージまたはConoHaカードをオススメします!
お支払い方法
お支払い方法

- ConoHaチャージ
-
入金した金額分のみサービスのご利用が可能となる、前払いタイプのお支払い方法です。
クレジットカードの他に様々な支払方法に対応しています。
- ConoHaカード
-
ConoHa VPSに「クーポン」として登録ができるプリペイドカードです。
Amazonギフトカードのように登録したい金額分のConoHaカードを購入して、番号を登録するだけでお金をチャージすることができます。
また、学生や教職員の方向けに学割も対応していて、学割を使うと10%OFFになりおトクです!

お支払い情報まで入力が完了するとアカウント作成完了です!

特に問題なく、アカウント作成できたよー!
サーバープランを選択する
次に、マイクラサーバーの性能(スペック)となるサーバープランを選択します。
マイクラサーバーの参加人数に応じて、サーバープランを選択してください。

サーバーをどこに置くか決められます。
東京とシンガポールでは、東京の方がマイクラサーバーに最適なので、「東京」を選択します。
サービス「VPS」と「Minecraft」のどちらを選択してもMODサーバーを立てられるのでどちらでも問題ありません。

当記事では、「VPS」を選択していきます。
VPS割引きっぷとは3ヵ月以上まとめて購入すると、ひと月あたりの割引率がアップします。
詳しくは以下の表を参考にしてください。
1~2か月だけ利用したい方は「利用しない」を選択して、3ヵ月以上利用する方は、VPS割引きっぷを「利用する」の方がお得になりオススメです!
3ヵ月以上利用する場合は、「VPS割引きっぷ」がオススメ!
VPS割引きっぷを選択して購入すると、有効期間が長いほどひと月あたりの割引率がアップします。
VPS割引きっぷ | 2GBプラン | 4GBプラン | 8GBプラン |
---|---|---|---|
1ヵ月 | 1,848円/月 割引なし | 3,608円/月 割引なし | 7,348円/月 割引なし |
3ヵ月 | 1,815円/月 1%OFF | 3,520円/月 2%OFF | 7,260円/月 1%OFF |
6ヵ月 | 1,793円/月 2%OFF | 3,465円/月 3%OFF | 7,205円/月 2%OFF |
12ヵ月 | 1,565円/月 15%OFF | 2,970円/月 17%OFF | 6,336円/月 14%OFF |
24ヵ月 | 1,495円/月 19%OFF | 2,931円/月 18%OFF | 6,069円/月 17%OFF |
36ヵ月 | 1,426円/月 22%OFF | 2,901円/月 19%OFF | 5,802円/月 21%OFF |

このように3か月ごとに数十円の割引が適用されます!さらに長期になればなるほど、割引も大きくなります!
2GBプラン 1,848円/月 3.3円/時 |
---|
推奨参加人数 4人以下 |
初期費用 無料 |
CPU 3コア |
SSD 100GB |
備考 少人数であれば快適に遊べる |
4GBプラン 3,608円/月 6.6円/時 |
---|
推奨参加人数 5~10人 |
初期費用 無料 |
CPU 4コア |
SSD 100GB |
備考 15人前後で快適に遊べる |
8GBプラン 7,348円/月 13.2円/時 |
---|
推奨参加人数 11人以上 |
初期費用 無料 |
CPU 6コア |
SSD 100GB |
備考 20人前後でも快適に遊べる |

1GBプランもありますが、快適に遊ぶことができないので2GBプランまたは4GBプラン以上をオススメします!
サーバープランを選択できたら、
イメージタイプ「アプリケーション」を選択し、「Minecraft Java版」を選択します。

rootパスワードは、サーバーを管理する時に必要になります。
英大文字、英小文字、数字、記号をそれぞれ含めて設定する必要があります。
※記号「”」、「’」、「;」はrootパスワードに入れないようにしてください。

入力したrootパスワードは忘れないように必ず控えておいてください。
rootパスワードはコントロールパネル再設定することはできないのでご注意ください。
追加するVPSに任意のネームタグ(名前付け)を設定することができます。
あとで見て分かりやすい名前にしておくと良いと思います。

基本的にはデフォルトのオプションのままでもサーバーを立てられるため、特に変更する必要がありません。
強いて言えば、サーバーデータが破損したときにバックアップしていると復元できるようになるため、「自動バックアップ」を有効にしていると、いつでも安心してプレイすることができるのでオススメです。

その他の設定は特別な操作をしている人向けなので特に気にしなくても問題ありません。
ここまでできたら、右側の「次へ」をクリックするとサーバーを追加できます。

サーバー追加が完了するとこのような画面に切り替わり、ステータスが「起動中」になっています。
現時点では「バニラサーバー」が構築されている状態なので、ここから「MODサーバー」に変えていきます。

当記事ではSSH接続を推奨していましたが、初心者の方には難しいとのことで、2021年12月4日より簡単な方法での接続方法を紹介することに記事内容を変更しました。
ConoHa VPSでMODサーバーを作成してみよう
それではConoHaでサーバー契約ができたのでこれからMODサーバーを作成していきます。
VPSを初めて触る方でも打ち込むコマンドを少なく、簡単にMODサーバーを立てられる方法を考えたので当記事ではそちらの立て方を紹介していきます!
ちなみに今回は有名な黄昏の森(The Twilight Forest)MODの1.16.5を例に立てていこうと思います!

他のMODやバージョンでも同じ手順で進めるとできます!

早ければ10分ほどで立てられます!
ForgeまたはFabricとMODを用意する
はじめに前提MODの「Forge」または「Fabric」と導入したい「MOD」を用意します。
当記事ではForgeを例にして進めていきますが、Fabricもほとんど変わらないので同じように進めてください。
ForgeとMODのダウンロードが完了するとこのようなファイルになると思います。
\バージョンによってファイルが異なる/
この中の「forge-X.X.X-installer」、「installer」、「minecraft_server.X.X.X」はもう不要なので削除します。

必要なソフトをパソコンにインストールする
追加したサーバーにパソコンから接続や遠隔操作するために必要なソフトの「Tera Term」と「WinSCP」をパソコンにダウンロードして、インストールしましょう。
- Tera Termは、パソコンからサーバー等に接続して遠隔操作できるソフト
- WinSCPは、パソコンからサーバー等に接続してファイル/フォルダを共有できるソフト
上記を開いて、「窓の社からダウンロード」をクリックするとパソコンにダウンロードできます。
Tera TermとWinSCPのダウンロードが完了したら、パソコンにインストールしてください!
以降は、Tera TermとWinSCPのインストールが完了した状態で説明していきます。
サーバー再構築する
左側のメニューの「サーバー」を選択すると、サーバーリストが表示されます。
サーバーリストに表示された「ネームタグ」を選択してコントロールパネルを開きます。

次に現在サーバーが起動している状態なので、「シャットダウン」を行います。

シャットダウンが完了しましたら「サーバー再構築」を選択してください。

再構築イメージ選択が表示されたら以下の通りにしてください。
- イメージ選択:「アプリケーション」
- アプリケーション:「Minecraft Java版」
- バージョン:「立てたいサーバーのバージョン」(今回は1.16.5にします)
- rootパスワード:「先程と同じrootパスワード」
- SSH Key:「変更しない」
選択したら「サーバー再構築」にします。

サーバー再構築するとしばらく構築されるまでに時間が掛かると思うので待ちます。
MODサーバーの作成
再構築できたらネームタグの横に数字があると思います。これが「IPアドレス」なのでメモします。

次にConoHaサーバーに先程、インストールをしてもらった「WinSCP」を使用して必要なファイルを入れていきましょう!
WinSCPの初期設定
WinSCPを起動して、左上の「新しいセッション」をクリックします。

次に、ConoHa VPSのファイルデータにログインするために必要な情報を入力していきます。
名前 | 説明 |
---|---|
ホスト名 | ConoHa VPSのIPアドレスを入力 |
ポート番号 | ここは「22」で変更しない |
ユーザ名 | ユーザ名は「root」で入力 |
パスワード | サーバー追加時に設定した「rootパスワード」を入力(大文字、小文字、数字、記号) |
最後に「保存」して、ログインをするとConoHaサーバーのフォルダにログインすることができます。


よく分からない方は画像の通りに真似して手順を覚えよう!

もし、このようなメッセージが表示されたら「はい」を選択してください。
必要なファイルを移行
次にマイクラサーバーのフォルダを開くために、左上のrootを選択し「/<ルート>」を選択します。

ルートフォルダを開けたら、この中の「opt」フォルダを探して開きます。

optフォルダが開けたら今度は「minecraft_server」フォルダを開きます。

これでマイクラのサーバーフォルダを開くことができました。
現在、バニラのサーバーデータになっているので、赤枠の「minecraft_server.jar」を削除します。

そして、左側の「フォルダマーク」を選択し、フォルダ参照を行ってForgeやMODがあるフォルダを指定します。

Forge1.17.1からMODサーバーの立て方が若干変わったため、「1.8~1.16.5」と「1.17.1~」で立て方を分けています。対象バージョンのタブを以下より選択してご覧ください。
フォルダを開くことができたら、「libraries」と「forge-X.X.X.jar」をminecraft_serverフォルダにドラッグ&ドロップしましょう。

最後にMODサーバーを起動させるファイルを作成していきます。
右上の「新規」→「ファイル」の順番に選択し、ファイル名を入力に「start.sh」で「OK」を選択します。

するとメモ帳が開くと思うのでこの中に以下のコードを入力するかコピペしてください。
screen -AmdS mod java -server -jar forge-X.X.X.jar
コード入力ができたら上書き保存して閉じて問題ありません。
今のサーバー設定を読み込むためにConoHaのコントロールパネルにて「再起動」を行います。

はい、これでMODサーバーの作成は完了です。

えっ!もうサーバーできたの?
もっと手間が掛かるのだと思ってたよ!

まだ安心するのは早いです。
ここからMODサーバーを一度起動し、問題無く起動できたらMODを導入していきます!
MODサーバーを起動してみよう
ここまでお疲れ様でした。それでは、MODサーバーをきちんと起動できるか確認しましょう。
MODサーバーを起動するには、インストールしてもらったTeraTermが必要です。
TeraTermの初期設定
まず、メモ帳を開いて以下のコードをコピーしてそのまま貼り付けてください。
; Tera Termに簡単に接続する設定
;=====================================================================
; 接続情報
HOSTADDR = '123.456.78.9' ;ココにIPアドレスを入力
PASSWORD = 'rootパスワード' ;ココにrootパスワードを入力
;=====================================================================
; コマンドオプション(全て変更しない)
COMMAND = HOSTADDR
strconcat COMMAND ':22 /ssh /2 /auth=password /user=root'
strconcat COMMAND ' /passwd='
strconcat COMMAND PASSWORD
;=====================================================================
; 接続(全て変更しない)
connect COMMAND
end
- 「HOSTADDR = ‘123.456.78.9’」控えていたIPアドレスを入力します。
- 「PASSWORD = ‘rootパスワード’」サーバー作成時に設定したrootパスワードを入力します。
IPアドレスやrootパスワードに「’あいうえお’」シングルコーテーション(半角)で挟まずにエラーで接続できない問題が多数報告されているのでご注意ください。

コードの編集ができたら、名前を付けて保存をし、
ファイル名「ConoHa.ttl」、ファイルの種類「すべてのファイル」として保存してください。

このようなアイコンになっていれば作成完了です。
ConoHaサーバーに接続
作成した、ConoHa.ttlをダブルクリックして起動させると、サーバーに接続出来た黒い画面(コンソール)が表示されると思います。
「セキュリティ警告」の画面がでたら、そのまま「はい」を選択します。
このような画面が表示されたら、正常にサーバーに接続することができました!
これがConoHaサーバーに接続したコンソール画面になります。ここでMODサーバーの起動や管理を行います。


cd /opt/minecraft_server
コマンドを実行して、MODサーバーフォルダを開きます。

cdコマンドは指定フォルダに移動するというコマンドです。

sh start.sh
コマンドを実行すると、MODサーバーを起動します。
通常、sh start.sh
コマンドを実行しただけだとMODサーバーは起動できますが、Tera Termを閉じたり、パソコンのネット回線が切れてしまうと、MODサーバーも閉じてしまいます。
そこで、起動コードを入力する際に「screen」という記述をしたと思うのですが、これは端末に複数の仮想ウィンドウを動作できる(バックグラウンドのような)アプリです。

screen -r mod
コマンドを実行して、MODサーバーのコンソールを開きます。

「Done (XXXs)! For help, type “help”」と表示されていたら問題なくMODサーバーが立てられました!
MODを導入するためにstop
コマンドを実行してMODサーバーを停止させます。
WinSCPを開いて「twilightforest-X.X.X」を「mods」フォルダに導入してください。

これでMOD導入が完了しました。
TeraTermで「sh start.sh」→「screen -r mod」を起動しましょう。
実際にマイクラを起動してMODサーバーに接続してみます!
お疲れ様です、これでMODサーバーの作成は完了しました!
MODサーバーに接続する
それでは、マインクラフト(Java版)を立ち上げて「マルチプレイ」でサーバーに接続してみましょう!
※既にクライアントに同じMODを導入していることを前提で進めていきます。
MODは全てサーバーに導入できるわけではありません。
まず、MODの種類には2種類あり、サーバーMODとクライアントMODに分かれています。サーバーMODはクライアントとサーバーに対応したMODで、クライアントMODはサーバーには対応しておらずクライアントのみ導入できるMODです。
そのため、サーバーに対応していないMODを導入してしまうと、サーバーが正常に起動しない場合があるのでご注意ください。
上記の他にも対応しているMODとしてないMODがあるので、分からない時はネット検索をすると対応有無が書かれているので参考にしましょう。
「マルチプレイ」→「サーバー追加」→「サーバーアドレス」→「完了」この手順で選択します。



ConoHaのコントロールパネルにて確認した「IPアドレス(サーバーアドレス)」を入力し「完了」を選択します。


それではポテ子ちゃん、サーバーに接続してみましょう!


わーい!サーバーに入れたよ~!


黄昏の森へのゲートも作れたよ!
さて、ゲートに入ってみよう。


入れた~~~!!これがあの黄昏の森か~~!
これでマイクラサーバーに接続することができました!

お疲れ様でした!
これでMODサーバーを起動させて無事、参加することもできました!
MODサーバーを閉じずにコンソール(Tera Term)の閉じ方
screenの時に説明した、MODサーバーの起動を維持したまま、Tera Termを閉じたい場合は、

コンソール画面を1回クリックして「Ctrl+A」キーを押した後に「D」キーを押すと、MODサーバーの起動を維持したまま、コンソール画面を一時的に閉じることができ、rootのコンソール画面に戻ってきたら、exit
コマンドでTera Termを閉じられます。
次にTera Termを開いた時にscreen -r mod
コマンドを実行すると、維持されたMODサーバーのコンソールを開くこともできます。

複数コンソールがある状態になるので最初は混乱すると思いますが、この辺りは、使い続けていくと自然と手順も覚えていくので難しく考えすぎなくて大丈夫かと思います。

慣れですね~、余裕が出てきたらコマンドの意味も調べてみると面白いですよ!
最後に
ConoHa VPSのMODサーバーはいかがだったでしょうか?
レンタルサーバーと聞くと難しい操作や知識が必要なイメージがあったり、MODサーバーとなると更に難しいと思いますが、この手順で行えば、誰でも簡単にマイクラサーバーを立てることができると思っています!
今まで友達や身内同士で遊びたくても遊べなかった方も低価格で24時間利用できるため、お試しで使ってみるのもアリだと思います。是非、この機会にConoHa VPSでマイクラMODサーバーを立ててみましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回の記事でお会いしましょう!
2022年6月5日よりFabricも対応しました。
また、MODサーバーの作成方法も更に分かりやすくなったと思います!
分からないことがあればコメント欄にてお問い合わせください!
コメント失礼します。
MODではないのですがconohaに1.12.2以前のバージョンが存在しなかったためそれ以前のバージョンでconohaにサーバーを建てたいのですがこの方法で建てることはできますでしょうか。また、複数のバージョンのサーバーを切り替えることは可能なのでしょうか。お返事いただけますと幸いです。
コメント失礼します。
1.18.2でfabricを導入したいのですが…全く手がかりがつかめず、よろしければ手順を教えていただければ幸いです。
コメント失礼します。一応黄昏modのファイル(1.17)を入れたmodサーバーはできたのですがサーバーのバージョンが1.182と最新バージョンになっていました。どうにかして1.17にしたいのですがどうすればよいでしょう?
コメント失礼します。サーバーのコンソールでコマンドのstopを打ってもサーバーが止まらないです。(サーバーは正常に動いていて、普通に遊ぶことはできます。)
他にサーバーを止めるコマンドはありますでしょうか?
まず、メモ帳を開いて以下のコードをコピーしてそのまま貼り付けてください。というところで詰まってしまっています。初心者で申し訳ないんですが、日本語は消して保存するのでしょうか?対応お願いします。