ConoHa for GAMEで超簡単にMODやプラグインサーバーの立て方を紹介!


先日、「ConoHa for GAME」を使ったマイクラサーバーの立て方を紹介しました。

ConoHa VPSから色々変わったよね!

今回は、テンプレート機能を応用して「ConoHa for GAME」でMODサーバーとプラグインサーバーの立て方を分かりやすく紹介したいと思います!
当記事では、「ConoHa for GAME」でマインクラフトのMODサーバー(Forge/Fabric対応)とプラグインサーバー(SpigotMC/PaperMC対応)の立て方を解説していきます。
なるべく理解できるように画像付きで解説していくので、記事を見ながら安心して立てられます。

MODサーバーとプラグインサーバーの違い
簡単に、MODサーバーとプラグインサーバーの違いについて説明しようと思います。
既になんとなく知ってるよ~って方は飛ばしても構いません。
MODサーバーについて
MOD(モッド)とは、通常存在しないモブやモンスター、アイテム等を追加することができたり、RPGゲームのような大幅なゲームシステム変更ができるようになります。
MODで遊ぶときは、主にシングルプレイで遊ぶことが多いと思いますが、複数のプレイヤーと一緒に遊べるマルチプレイもできます。
MODサーバーという家に、参加者も同じMODを用意して家に入ると、MOD要素を遊ぶことができます。

プラグインサーバーについて
プラグイン(Plugin)とは、簡単に説明するとマイクラサーバーに様々な要素を追加できる拡張機能のようなモノです。
様々な要素を追加できるといっても、MODのように新しいブロックやアイテム、モブなどの追加はできず、既存の要素をもとに変更する形になります。
例えば、サーバーに参加すると「○○さん、こんにちわ!」と自動で挨拶されたり、階段ブロックに椅子のように座るアクションができるといったことです。
プラグインは、コマンドで不便な所を自動化させて補ったり、コマンドで不可能なことをプラグインで可能にすることができます。
そのため、プラグインとMODは異なる存在と思ってもらった方が良いです。

上記のプラグインでできないことはMODであれば全てできます。
MODサーバーは家と参加者の両方にMODを持っている必要がありますが、
プラグインサーバーは、参加者がそのまま家に入ると、プラグイン要素を遊べるという特徴があります。


あれ?プラグインは参加者に入れなくてもいいんだね?

そうです。MODとプラグインの大きな違いは、MODはサーバーとクライアント(参加者)に導入しないと適用されませんが、プラグインはサーバーのみで要素を適用できます。
MODサーバーとプラグインサーバーの種類
MODサーバーやプラグインサーバーと言っても、1種類だけではなく、いくつかの種類が存在しています。
サーバー名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
Forge | MOD | 一般的なMODサーバーで多くのMODに対応している |
Fabric | MOD | 一部のMODに対応している |
SpigotMC | プラグイン | 大人数で遊ぶ目的でCraftBukkitを改良したサーバー |
PaperMC | プラグイン | SpigotMCを改良して更に軽量化したサーバー |
MohistMC | MOD+プラグイン | MODとプラグインの両方を導入できるサーバー |
当記事では、MODサーバーの「Forge/Fabric」とプラグインサーバーの「SpigotMC/PaperMC」の立て方について紹介していきます。


ConoHa for GAMEとは

ConoHa for GAMEは、国内で運用されているレンタルサーバー企業の「ConoHa」から派生したサービスの1つで、親会社はインターネット事業を展開しているGMOです。
元々、別サービスの「ConoHa VPS」にゲームサーバーを構築するプランがあったのですが、2023年3月1日よりゲームユーザーに特化した「ConoHa for GAME」として新たに生まれ変わりました。
2023年3月1日から始まったばかりの新サービスですが、実はGMOはインターネット事業の中でかなり大手で知名度もあるため、信頼性と実績があります。
また、ConoHaは、数あるレンタルサーバー企業の中で高性能でありながら、安定したサービスを提供していて「利用者満足度 No.1」を獲得するほどです。初心者でも気軽に利用できる点がとても魅力的だと思います。

この間は、マイクラ実況者の日常組さんともコラボしてたよね。

よく知っていますね。マイクラユーザーは、有料レンタルサーバーの中では「ConoHa」が一番使われているようです。
ConoHa VPSからの変更点
先程、「ConoHa for GAME」はConoHa VPSからの派生したサービスと説明しましたが、ConoHa VPSからConoHa for GAMEはどのように変わったか説明したいと思います。
ConoHa VPSからConoHa for GAMEへの変更点は大きく分けて4つあります。
- 長期割引パスの導入
- コントロールパネルの見直し
- リーズナブルな価格設定
- ゲームテンプレート「Minecraft Forge」の追加
- 長期割引パスの導入
-
ConoHa VPSでは、VPS割引きっぷという割引サービスがありました。ConoHa for GAMEではこれを廃止し、代わりに「長期割引パス」という長期で利用する方向けの割引サービスが導入されました。
この長期割引パスは最低1ヶ月~36ヶ月まで使用することができるので幅広く利用できるようになります。
- コントロールパネルの見直し
-
ConoHa VPSのコントロールパネルでは、WEBサーバーや開発者向けなどの機能があり、ゲームサーバーを使うユーザーには不要な機能が多くありました。
そのため、ConoHa for GAMEのコントロールパネルは、ゲームサーバーに必要な機能のみを残すように改善し、シンプルで分かりやすいコントロールパネルになり、初心者でも直感的に操作しやすくなりました。
- リーズナブルな価格設定
-
ConoHa VPSでは、ゲームサーバーが動作すると言われている4GBプランで約4,000円/月、8GBプランで約8,000円/月と価格が非常に高い印象がありました。
ConoHa for GAMEになったことで、長期割引パスの利用で4GBプランが約2,400円/月、8GBプランでも約4,800円/月になり、大体半分の価格で利用できるようになったので、とてもリーズナブルな価格帯になりました。
- ゲームテンプレート「Minecraft Forge」の追加
-
今までMinecraftのJava版と統合版の2種類のゲームテンプレートのみで提供されていましたが、新たに「Minecraft Forge」が追加されることになりました。
ForgeはマイクラのMODを導入できるようになります。ConoHa VPSから存在したMinecraft managerも対応しているのでMODの追加や削除などの操作ができるようになります。
MODサーバーを立てるのに苦戦してた方はこれで簡単に立てられるようになります。
現時点で提供されているMinecraft Forgeは一部バージョン(1.19.3/1.16.5/1.12.2)のみ対応なので、当記事ではゲームテンプレートの「Minecraft Forge」を使わずに全バージョンに対応したMODサーバーの立て方で紹介していきます。
Minecraft Forgeの一部バージョンで立てたい方は以下の記事をご覧ください。
あわせて読みたいConoHa for GAMEでマイクラサーバーの立て方を紹介!【MOD対応】 ConoHaの新サービス「ConoHa for GAME」が登場しました!ConoHa for GAMEでは、ゲームサーバー専用のレンタルサーバーとして誰でも簡単にマルチサーバーを立てられるよ…

おぉ~!すごい!
ConoHa VPSから色々バージョンアップした感じだね!

学生の方は、リーズナブルな価格帯になったことで、より使いやすくなったのでは…と思いました。(ようやく値下げされましたね)
ConoHa for GAMEのサーバー性能
ConoHa for GAMEは、ConoHa VPSのサーバー性能を引き継ぎ、最新CPUと超高速SSDを搭載し、安定したサーバーを提供しています。
マインクラフトなどのゲームサーバーはとても負荷が掛かりやすいので、安定したサーバーを使えるのはとても魅力的です。

ConoHa for GAMEの料金プランについて
ConoHa for GAMEでは、サーバー性能によって、いくつかのプランに分かれています。
マイクラサーバーでは、マイクラバージョンやプレイヤー数に応じて、サーバー性能を選ぶ必要があります。
\公式サイトのプレイヤー数の情報は古いので参考にしないで/

ConoHa for GAMEの公式サイトで公開されている上記の推奨プレイヤー数の情報は古いです。
なぜかと言うと、マイクラ1.17以降よりサーバー負荷が大きくなっています。これにより4人以下で遊ぼうと2GBプランを契約してしまうとカクカクになり快適に遊ぶことができません!

え!それは困る…!
初心者だから何を選べばいいか分からないよ…。

ConoHa VPSから変わってないですが、本当に検証した上でプレイヤー数を設定しているのでしょうか…?
初めての方は、どのプランを選んでいいか分からないと思うので、当サイト独自で検証した安定して遊べるプランをご紹介したいと思います。
推奨プレイヤー数 | 10人以下 | 10~20人前後 | 20人以上 |
---|---|---|---|
プラン名 | 4GBプラン | 8GBプラン | 16GBプラン |
CPU | 4コア | 6コア | 8コア |
容量 | 100GB | 100GB | 100GB |
なお、推奨プレイヤー数はあくまで目安です。
大量のMODやプラグインを導入するとサーバーが重くなる場合があります。大量に導入する予定のある方は、参加人数が少なくとも8GBプランが安定して快適に遊べるかと思います。
しかし、8GBプランだと月額料金がとても高いので、4GBプランから始めても後からプラン変更が可能なので、重すぎるなと思えば上位プランに変更することも可能です。
また、ConoHa for GAMEには「時間課金」と「長期割引パス」という料金をお得に使えるサービスもあります!
「時間課金」とは?
時間課金とは、契約開始時から時間計算が始まり、月の途中で解約(サーバー削除)してもその時点の利用料金が請求されます。

7日間だけ大人数で遊びたいな。

そんな時は8GBプランを契約して7日後に解約すれば、14.6円×24時間×7日=2,452.8円の請求だけになります!
(14日間でも14.6円×24時間×14日=4,905.6円)

時間課金の8GBプランは1ヶ月で8,083円だけど、遊びたい期間だけ契約すればこんな使い方も出来ちゃうんだね!
「長期割引パス」とは?
長期割引パスとは、ConoHa for GAMEを1ヶ月以上の利用する場合に、ひと月あたりの割引率がアップします。
時間課金は1時間ごとに計算されますが、長期割引パスは1ヶ月分、3ヶ月分、6ヶ月分などまとめて購入するので時間課金よりもおトクに使えます。
詳しくは以下の表を参考にしてください。
\割引率は毎月コロコロ変わるので公式サイトをチェック/
長期割引パス | 4GBプラン | 8GBプラン | 16GBプラン |
---|---|---|---|
時間課金 | 3,969円/月 割引なし | 8,083円/月 割引なし | 15,730円/月 割引なし |
1ヶ月 | 2,080円/月 47%OFF | 4,170円/月 48%OFF | 9,259円/月 41%OFF |
3ヶ月 | 1,833円/月 53%OFF | 3,672円/月 54%OFF | 8,145円/月 48%OFF |
6ヶ月 | 1,749円/月 55%OFF | 3,505円/月 56%OFF | 7,774円/月 50%OFF |
12ヶ月 | 1,701円/月 57%OFF | 3,412円/月 57%OFF | 7,402円/月 52%OFF |
24ヶ月 | 1,654円/月 58%OFF | 3,221円/月 60%OFF | 7,116円/月 54%OFF |
36ヶ月 | 1,606円/月 59%OFF | 3,032円/月 62%OFF | 6,831円/月 56%OFF |
例:4GBプラン(月額料金3,969円)
3ヶ月適用した場合
3ヶ月適用しない場合

3ヶ月ごとに割引が適用されます!さらに長期になればなるほど、割引率も大きくなります!

おぉ!長くなればなるほど割引率が増えてるね!
ConoHaアカウントを作成する
ConoHa for GAMEを利用するにはConoHaアカウントが必要です。
初めて利用する方向けにConoHaアカウント作成手順を説明していきます。
ConoHaアカウントを作成するために、「メールアドレス」と「パスワード」を入力します。
パスワードは英大文字と英小文字、数字の最低1文字以上を入れる必要があります。
パスワードは重要になるので、しっかりとしたパスワードを入力しましょう。
今後、ConoHaにログインするにはメールアドレスとパスワードが必要になるので、アカウント作成時にメモすることをおすすめします!

メールアドレスとパスワードの入力ができたら「次へ」をクリックしてください。
次に、どのゲームサーバーを立てるかをイメージタイプの中から選びます。
MODサーバーとプラグインサーバーを立てたい方は「Minecraft Java版」を選択してください。
イメージタイプ「Minecraft Forge」は一部バージョン(1.19.3/1.16.5/1.12.2)のみ対応なので、当記事では「Minecraft Forge」を使わずに全バージョンに対応したサーバーの立て方で紹介していきます。

Minecraft Forgeの一部バージョンで大丈夫!という方は以下の記事の方が早く立てられます。

料金タイプの選択
長期割引パスとは1ヶ月以上まとめて購入すると、ひと月あたりの割引率がアップします。
1ヶ月以内しか利用しない方は「時間課金」を選択した方が、長期割引パスよりおトクになる時もあります。

長期割引パスについては以下の表を参考にしてください。
\割引率は毎月コロコロ変わるので公式サイトをチェック/
長期割引パス | 4GBプラン | 8GBプラン | 16GBプラン |
---|---|---|---|
時間課金 | 3,969円/月 割引なし | 8,083円/月 割引なし | 15,730円/月 割引なし |
1ヶ月 | 2,080円/月 47%OFF | 4,170円/月 48%OFF | 9,259円/月 41%OFF |
3ヶ月 | 1,833円/月 53%OFF | 3,672円/月 54%OFF | 8,145円/月 48%OFF |
6ヶ月 | 1,749円/月 55%OFF | 3,505円/月 56%OFF | 7,774円/月 50%OFF |
12ヶ月 | 1,701円/月 57%OFF | 3,412円/月 57%OFF | 7,402円/月 52%OFF |
24ヶ月 | 1,654円/月 58%OFF | 3,221円/月 60%OFF | 7,116円/月 54%OFF |
36ヶ月 | 1,606円/月 59%OFF | 3,032円/月 62%OFF | 6,831円/月 56%OFF |
例:4GBプラン(月額料金3,969円)
3ヶ月適用した場合
3ヶ月適用しない場合
料金プランの選択
料金プランは、マイクラサーバーの参加人数に応じて選択してください。
4人以下で遊ぼうと1GBプランや2GBプランを契約してしまうとカクカクになり快適に遊ぶことができません!
推奨プレイヤー数 | 10人以下 | 10~20人前後 | 20人以上 |
---|---|---|---|
プラン名 | 4GBプラン | 8GBプラン | 16GBプラン |
CPU | 4コア | 6コア | 8コア |
容量 | 100GB | 100GB | 100GB |
なお、推奨プレイヤー数はあくまで目安です。
大量のMODやプラグインを導入するとサーバーが重くなる場合があります。大量に導入する予定のある方は、参加人数が少なくとも8GBプランが安定して快適に遊べるかと思います。
しかし、8GBプランだと月額料金がとても高いので、4GBプランから始めても後からプラン変更が可能なので、重すぎるなと思えば上位プランに変更することも可能です。
rootパスワードは、サーバーを管理する時に必要になります。
英大文字、英小文字、数字、記号をそれぞれ含めて設定する必要があります。

入力したrootパスワードは忘れないように必ず控えておいてください。
rootパスワードとネームタグまで入力できたら右側の「次へ」で次のステップへ進みます。

次にConoHaアカウント作成に必要な個人情報を入力します。主に必要項目を入力しましょう。
入力できたら先程と同じように右側の「次へ」をクリックします。

次は本人認証が必要となります。
電話番号を入力してメッセージ(SMS認証)もしくは電話音声(電話認証)を選択します。

認証方法 | 説明 |
---|---|
SMS認証【おすすめ】 | スマホ等に認証コードのメッセージが届き入力するだけ |
音声通話認証(電話認証) | 電話に出る必要があり、認証コードが分かるまで時間が掛かる |

おすすめはSMS認証です!
電話番号を入力して「SMS認証」をすると、スマホ等のメッセージに認証コードが届くので認証コードを入力して「送信」をクリックしてください。

本人認証が完了すると、事前にお支払い情報を入力する必要があります。
お支払い方法は様々対応しているので、クレジットカードをお持ちではない方でも利用できます!
お支払方法は「クレジットカード」・「ConoHaチャージ」の2つです。

クレジットカードを登録しておくと、翌月から自動引き落としになるので払い忘れが無くなるのでおすすめです。
中にはクレジットカードをお持ちになってない方もいると思います。

そんな方はConoHaチャージをおすすめします!
ConoHaチャージは、事前にチャージ(入金)した金額分のみサービスのご利用が可能な、プリペイド形式のお支払い方法です。
クレジットカードの他、PayPalやAmazon Pay、コンビニ決済、銀行決済(ペイジー)に対応しています。
お支払方法の選択と入力が完了したら下の「お申し込み」ボタンをクリックしてください。
お申し込みするとすぐにマイクラサーバーの自動構築が始まります。

サーバーリストのステータスが起動中になったらマイクラサーバーの立ち上げが完了したという合図です。

Javaをインストール/切り替え
現在のサーバーは「Java17」がインストールされていて、Java17はマイクラバージョン1.18以降で推奨されています。そのため、他のバージョンで遊びたい時は、それぞれに対応したJavaをインストールする必要があります。
マイクラバージョン | 推奨Javaバージョン | インストールコマンド |
---|---|---|
1.7.10~1.16.5 | Java8 | 既にインストール済 |
1.17~1.17.1 | Java16 | apt install openjdk-16-jdk -y |
1.18~ | Java17 | 既にインストール済 |

なぜかJava8も既にインストールされていたのでインストールする手間が省けます!(ヤッター)
ConoHa VPSの時は、サーバー再構築で立てたいマイクラバージョンを選べば、適したJavaバージョンがインストールされて、Javaをインストール手順が省けていました。
ConoHa for GAMEになってから全バージョンで「Java17」がインストールされるようになったため、サーバー再構築をしても意味がなくなりました…。

バニラサーバーはJava17でも動くのですが、MODサーバーやプラグインサーバーは適したJavaバージョンでないと動かなくなります。
次にJavaのインストール方法の説明になります
ネームタグをクリックしてConoHaコントロールパネルを開きます。

操作パネルがあると思いますがその中の「コンソール」をクリックして開きます。

チョウチョが書かれた黒い画面が表示されると思います。(コンソール画面)
サーバーに接続するために、Enterキーを押してログインの入力モードに切り替えます。
次にloginにroot
を入力して実行、Passwordは契約時に設定した「rootパスワード」を入力して実行します。

マイクラ1.17~1.17.1に必要な「Java16」をインストールするので以下のコマンドをコンソール画面に直接入力するか、コマンドをコピーしてCtrlキー+Insertキーで貼り付けしてください。(Ctrl+CとCtrl+Vは使えない)
apt install openjdk-16-jdk -y

コマンドを実行するとインストールが始まるので完了するまで放置してください。
最後にサーバーに適用するためにJavaバージョンの切り替えを行います。
以下はJavaバージョン切り替えコマンドです。同じように入力するか貼り付けをしてください。
update-alternatives --config java
コマンドを実行すると一覧のようなものが表示されます。
現在サーバーにインストールされているJavaバージョンの一覧です。以下の一覧でいうとJava8が「4」、Java16が「2」、Java17が「0」になっています。

作成したいサーバーバージョンに合わせて番号で入力して下さい。(画像ではJava8にするために「4」を入力しています)
これでJavaバージョンのインストールと切り替えが完了しました。

心配な方はjava -version
コマンドを実行すると現在のJavaバージョンが分かります。
マイクラサーバーを作成してみよう
ようやくマイクラサーバーを立てる準備が整ったので、ここからはマイクラのMODサーバーまたはプラグインサーバーを立てていきたいと思います。

セキュリティグループの追加
初期設定では、セキュリティの関係でVPSに接続できないようになっています。
そのため、セキュリティグループを追加する必要があります。
ネームタグ→ConoHaコントロールパネルからネットワーク情報を開き、セキュリティグループの「+」をクリックすると「IPv4v6-SSH」があるので、選択して「保存」して完了です。

SSHサーバーを起動する
この後にFTPソフトを使ってVPSに接続するのですが、このままだと接続することができません。
Minecraft管理からSSHサーバーを起動する必要があります。
コントロールパネルから「Minecraft管理」をクリックします。

次にログイン画面になるので、ユーザー名に「root」、パスワードに「サーバー追加時に設定したrootパスワード」を入力してください。入力できたら「ログイン」をクリックします。

最後にサーバー設定のSSHサーバーを「起動」に変更したら完了です。


忘れがちの設定なので忘れずに行いましょう!
FTPソフトを使ってVPSに接続する
「FTPソフト」と呼ばれるパソコンとレンタルサーバー(VPS)同士のファイルやフォルダ等を繋げるソフトを使って、マイクラサーバーに必要なフォルダ等をVPSにアップロードしていきます。
WinSCP(Win対応)またはCyberduck(Win・Mac対応)をパソコンにインストールしてください。

当記事では「WinSCP」を使って進めていきます。
ファイル共有(転送)をする時に対象ファイルを暗号化させて送るので、転送中にファイルの中身が読み取られ悪用される心配が無いので、セキュリティ的に安全に使えます。
WinSCPを起動して、左上の「新しいセッション」をクリックします。

次に、ConoHa for GAMEへログインするために必要な情報を入力していきます。

名前 | 説明 |
---|---|
ホスト名 | ConoHa for GAME(VPS)のIPアドレスを入力 |
ポート番号 | ここは「22」で変更しない |
ユーザ名 | ユーザ名は「root」で入力 |
パスワード | サーバー追加時に設定した「rootパスワード」を入力 |
接続情報の入力ができたら「保存」をクリックしましょう。(次回以降の入力が省略できる)
保存できたら「ログイン」をクリックして、VPSに接続できます。

もし、このようなメッセージが表示されたら「はい」を選択してください。
以下の画面に切り替われば、VPSに接続完了しました。
真ん中から左側はご自身のパソコンのフォルダデータで、右側はVPSのフォルダデータになります。

サーバー再構築を行った初回に限り、不要な設定ファイルを削除する必要があります。
この操作は必ず行ってください。(サーバーが立てられない原因になる)
右上の「フォルダマーク」を選択して、/etc/systemd/system
を入力し「開く」を選択します。

開いたフォルダの中に「minecraft-server.service」というファイルがあるのでこれを削除してください。

これで不要な設定ファイルの削除は完了です。
次に不要な設定ファイルを削除したことにより、これを反映させたいので一度、サーバー再起動を行ってください。
再起動が完了したら次のステップへ進んでください。

次にマイクラサーバーがある「minecraft_server」フォルダを開くために「フォルダマーク」をクリックします。

「ディレクトリを開く」という小さなウィンドウが開くと思うので、入力欄に以下のフォルダパス(ディレクトリパス)を入力します。
/opt/minecraft_server
入力できたら「開く」をクリックしてください。

これで「minecraft_server」フォルダを開くことができました。
基本的にこのフォルダ以外を開くことは無いのでこの操作を覚えてください。
次は、MODサーバーまたはプラグインサーバーの立て方に入っていきます。
それぞれ立て方が異なるので、前半は「MODサーバーの立て方」を紹介して、後半に「プラグインサーバーの立て方」を紹介する2本立てでお送りします。
\それぞれのリンクをクリックするとページ移動できます/

プラグインサーバーを立てたい方はスクロールするのが大変だと思うので、こういうのを用意してみました。

ありがとう!
スクロールするのって地味に指に来るからね。
MODサーバーの立て方【Forge/Fabric対応】
ConoHa for GAMEの下準備が完了したので、MODサーバーを作成していきます。
VPSを初めて触る方でも打ち込むコマンドを少なく、簡単にMODサーバーを立てられる方法を考えたので、当記事ではそちらの立て方を採用していきます!
ちなみに今回は有名な「黄昏の森(The Twilight Forest)」MODの1.19.2を例に立てていこうと思います!

他のバージョンやMODでも同じ手順なので安心してください。
手順通りで進めれば10~15分ほどで立てられると思います!
ForgeまたはFabricとMODを用意する
はじめに、前提MODの「Forge」または「Fabric」と導入したい「MOD」を用意します。
当記事ではForgeを例にして進めていきますが、Fabricも同じように進めてください。
ForgeとFabricの両方を同時に前提MODとして使えないので、導入したいMODに対応した方を前提MODを選びましょう。
\導入したい前提MODを選択/
こちらは「Forge」を前提MODで導入したい方向けです。
Forge公式サイトよりMODサーバーのバージョンに合わせてダウンロードします。
Forge公式サイトを開き、左上のMinecraft Versionの中にダウンロードしたいバージョンをクリックします。

次に、真ん中に表示された「Download Latest」の「Installer」をクリックします。

Forgeのダウンロードページに移動しますが、右上に5秒間のカウントダウンが始まります。
カウントダウンが0秒になると、「SKIP」ボタンが表示されるのでクリックするとダウンロードができます。

次に、ダウンロードしたForgeをインストールして、サーバー用のForgeを入手します。
- Forgeのインストーラーをダブルクリックして起動します。
- 「Install server」を選択します。
- 「…」を選択して、インストール先を指定します。(分かりやすいようにインストーラーがあるフォルダが良いです)
①~③を選択できたら「OK」をクリックします。

すぐにインストールが開始されるので「Complete」と表示されるまで待ちます。
黒い画面が一瞬表示されるだけで開けない場合の対処法
Javaのバージョンやパソコン環境によって、ダブルクリックだけだと開けない場合があります。他にも開く方法としてバッチファイルを利用した開き方があるので紹介します。
フォルダ内で右クリックし、「新規作成」→「メモ帳」を選択します。

メモ帳の中身を以下のコードにしてください。
@echo off
java -jar ここにForgeの名前を入力.jar nogui
pause

次に「名前を付けて保存」を選択し、
ファイル名を「○○.bat」、ファイルの種類「すべてのファイル」に変更してから「保存」してください。

これでバッチファイルの作成は完了です。あとは作成したバッチファイルをダブルクリックして起動させると、Forgeのインストールが出来るようになります。

インストール後は、「forgeインストール用」は不要になるので削除しても構いません。
以下の画面が表示されたらインストール完了したという合図です。

MODを入手しよう
次に、MODサーバーに導入したいMODを入手しましょう。
当記事では、黄昏の森MOD(Forge対応)を導入していくので、他のMODを導入したい方は、各自でMODを用意してください。
黄昏の森(The Twilight Forest)のダウンロード方法
黄昏の森(The Twilight Forest)ダウンロードページを以下より開きます。
色々なバージョンが表示されるので導入したいバージョンをダウンロードします。

ページ移動したら、5秒間のカウントダウンが始まります。0秒になると自動的にダウンロードが開始されて完了となります。

これで黄昏の森MODのダウンロード完了です。
ForgeとMODのダウンロードが完了するとこのようなファイルになると思います。
\バージョンによってファイルが異なる/
この中の「forge-X.X.X-installer」、「installer」、「run.bat(バッチファイル)」は不要なので削除します。
「run.sh(Shell Script)」は必要なので削除しない

FTPソフトを通して必要フォルダ等をVPSに導入する
それではFTPソフトを通して、ConoHa for GAMEの「minecraft_server」フォルダに先程ダウンロードしたフォルダ等を導入していきます。
左側の「フォルダマーク」を選択します。

ディレクトリを開くの「参照」をクリックして、ForgeまたはFabricやMODがあるフォルダを指定します。

Forge1.17.1からForgeサーバーの立て方が若干変わったため、「1.17.1~」と「1.7.10~1.16.5」で立て方を分けています。対象バージョンのタブを以下より選択してご覧ください。
フォルダを開くことができたら、「libraries」、「run.sh」、「user_jvm_args」、「mod」の4つをminecraft_serverフォルダにドラッグ&ドロップしましょう。

もし、「上書きしますか?」と表示されたら「▼」→「すべてはい」で必ず上書きするようにしてください。


はい!これでMODサーバーの作成完了です。

え、これだけ?
ダウンロードしたフォルダを入れただけだよ!?

そうですね。
あとはMODサーバーを起動していくつかやる事があるくらいです!
VPSに接続する
ここまでお疲れ様でした。
それでは、作成したMODサーバーをきちんと起動できるか確認してみましょう。
MODサーバーを起動するには、ConoHa for GAMEに接続する必要があり、今回はWindowsパソコンに標準搭載の「Windows PowerShell」からVPSに接続していきたいと思います。(コマンドプロンプトでも接続できます)
Windows PowerShellを開きたいと思うので左下の「Windowsマーク」をクリックします。
アルファベット順に並んでいるアプリケーションの中から「Windows PowerShell」を探して開きます。

接続するにはVPSのIPアドレスが必要なので、先程の画面から「IPアドレス」をコピーします。

Windows PowerShellにVPSに接続する以下のコマンドを入力し、Enterキーで実行します。
ただし「123.456.78.9」部分は、VPSのIPアドレスに置き換えて入力してください。

次に以下の画面になると思いますが、こちらはVPS接続に必要な「rootパスワード」の入力を求められています。
rootパスワードはサーバープランを申し込む時に決めているので、それを入力して実行します。

おそらく以下の画面に切り替わるのでこのような画面になればVPSの接続完了です。
これからこの画面を使って、マイクラサーバーを起動する等の操作を行います。

この画面でコピペするには、ショートカットの「Ctrl+C」や「Ctrl+V」が使えないので、貼り付ける時は、画面内で「右クリック」すると貼り付け(ペースト)ができるのでコマンド入力に活用してください。(コピーは別の方法です)

簡単にVPS接続できましたね!

たまにコマンドプロンプトやWindows PowerShellの名前を見ることはあったけど、こういう使い方だったのね!
MODサーバーを起動する
いよいよMODサーバーを起動していきたいと思います。
先程の「minecraft_server」フォルダを開きたいと思います。
以下のコマンドを実行して、minecraft_serverフォルダに移動したいと思います。
cd /opt/minecraft_server

[[email protected] minecraft_server]
となったらフォルダは開けました。
それでは、以下のコマンドを実行してMODサーバーを起動してみましょう。
sh run.sh

「Done (XXXs)! For help, type “help”」と表示されたら正常にサーバー起動完了という合図です。
これでサーバー起動完了したのでマイクラサーバーに接続できます。
ですが、MODをサーバーに導入してないのでマイクラサーバーに接続するのはそれからにしましょう。

あともう少し!
MODを導入するには、サーバーを停止してから導入する必要があるので、stop
コマンドを実行してください。
WinSCPでMODを「mods」フォルダにドラッグ&ドロップで入れます。

念のため、modsフォルダを開いて確認してみましょう。


きちんと入っていますね、これでMOD導入は完了です。
それでは、2回目のMODサーバーを起動させましょう。

ん、最初からMOD導入した方が手順少なくない?

それでも良いのですが起動できなかった時に、どこの手順で間違えたか分かりやすくするために、あえて起動を分けて行っています。

MOD導入後も正常にサーバー起動をすることができました!
Windows PowerShellを閉じてしまった時に2回目以降にマイクラサーバーを起動する手順をまとめました。
- Windows PowerShellを起動する
ssh [email protected]
を実行する(IPアドレスは書き換える)cd /opt/minecraft_server
を実行するsh run.sh
を実行する
※screenを使っている方は、5.としてscreen -r minecraft
を実行する
クライアントMODとサーバーMODについて
MODサーバーでは、クライアント側にも同じMODを導入した状態で接続する必要があります。

うん?どういうこと?

例えば、MODサーバーに黄昏の森MODを入れたら、サーバーに接続する人(クライアント)も同じ黄昏の森MODを入れないと接続できないのです。
また、MODの種類には、クライアントMOD(シングルプレイ用)とサーバーMOD(マルチプレイ用)の2種類に分かれています。
- クライアントMOD:サーバーに未対応でクライアントのみ導入できるMOD
- サーバーMOD:クライアントとサーバーのどちらも対応したMOD
そのため、サーバーに対応していないMODを導入してしまうと、サーバーが正常に起動しない場合があるのでご注意ください。
他にも対応しているMODとしてないMODがあるので、分からない時はネット検索をすると対応有無が書かれているので参考にしましょう。
MODサーバーに接続する
それでは、マインクラフトを立ち上げて「マルチプレイ」でサーバーに接続してみましょう!
サーバーに接続する際はクライアント(接続する人)もMODサーバーと同じMODを導入している必要があります。
「マルチプレイ」をクリックします。

次に「ダイレクト接続」をクリックします。

ConoHa for GAMEのIPアドレスを入力して、「サーバーに接続」をクリックします。

するとサーバーに接続することができました!

MOD要素も問題なく反映されていることを確認できました!


お疲れ様でした!これでMODサーバーの立て方は以上になります!
現時点では、Windows PowerShellを閉じるとマイクラサーバーも停止されるようになっているため、Windows PowerShellを閉じても24時間365日、サーバー停止されないようにしたい!という方はよくある質問をご覧ください。
プラグインサーバーの立て方【SpigotMC/PaperMC対応】
ConoHa for GAMEの下準備が完了したので、プラグインサーバーを作成していきます。
VPSを初めて触る方でも打ち込むコマンドを少なく、簡単にプラグインサーバーを立てられる方法を考えたので、当記事ではそちらの立て方を採用していきます!
ちなみに今回は、PaperMCの1.19.3を例にして立てていこうと思います!

他のバージョンでも同じ手順なので安心してください。
手順通り進めれば10~15分ほどで立てられると思います!
SpigotMCまたはPaperMCを用意する
はじめに、プラグインサーバーを立てるのに必要な「SpigotMC」または「PaperMC」を用意します。

SpigotMCとPaperMCの違いって何?
- SpigotMCとは
-
SpigotMCはCraftBukkitから派生したサーバーになります。
以前までCraftBukkitが主流のプラグインサーバーでしたが、SpigotMCの方がサーバー動作が軽く、パフォーマンスが向上する等の理由から主流が変わりました。
今ではプラグインもSpigotMCベースで開発されているためCraftBukkitはおすすめしません。
- PaperMCとは
-
PaperMCはSpigotMCから派生したサーバーになります。
要するにSpigotMCを更に軽く改善させたサーバーです。とてもパフォーマンス的に良いのでおすすめです。
有名なプラグインで「WorldEdit」ってありますよね、そのWorldEditがPaperMCは軽いからぜひ使って!っておすすめしてるくらい大手サーバーでも採用されています。

ほえ~プラグインサーバーでも色々あるんだね?
ポテトくんはどっちがおすすめ?

個人的にはサーバー動作が最も軽く、ダウンロードが簡単な「PaperMC」をおすすめします!
\導入したいプラグインサーバーを選択/
こちらは「PaperMC」を導入したい方向けです。
PaperMC公式サイトよりプラグインサーバーのバージョンに合わせてダウンロードします。
Forge公式サイトを開き、左側の「青ボタン」をクリックするとダウンロードが開始されます。

これでダウンロード完了です。
PaperMCは対応バージョンしか掲載されていません。
既にサポートが終了した他のバージョンを入手したい方は以下よりダウンロードしてください。
他のバージョンを入手する
FTPソフトを通して必要フォルダ等をVPSに導入する
それではFTPソフトを通して、ConoHa for GAMEの「minecraft_server」フォルダに先程ダウンロードしたjarファイルを導入していきます。
左側の「フォルダマーク」を選択します。

ディレクトリを開くの「参照」をクリックして、ダウンロードしたjarファイルがあるフォルダを指定します。

これでプラグインサーバーのjarファイルがあるフォルダを開けました。

フォルダを開くことができたら、「jarファイル」をminecraft_serverフォルダにドラッグ&ドロップしましょう。

次にプラグインサーバーを起動させるファイルを作成していきます。
右上の「新規」→「ファイル」の順番に選択し、ファイル名を入力に「run.sh」で「OK」を選択します。

するとメモ帳が開くと思うので、以下のコードを入力もしくはコピペしてください。
java -server -jar jarファイル.jar
jarファイルには、PaperMCまたはSpigotMCのjarファイル名に合わせて変更してください。

コード入力ができたら上書き保存して閉じて問題ありません。

はい!これでプラグインサーバーの作成完了です。

え、これだけ?
ダウンロードしたフォルダを入れただけだよ!?

そうですね。
あとはプラグインサーバーを起動していくつかやる事があるくらいです!
VPSに接続する
ここまでお疲れ様でした。
それでは、作成したプラグインサーバーをきちんと起動できるか確認してみましょう。
サーバーを起動するには、ConoHa for GAMEに接続する必要があり、今回はWindowsパソコンに標準搭載の「Windows PowerShell」からVPSに接続していきたいと思います。(コマンドプロンプトでも接続できます)
Windows PowerShellを開きたいと思うので左下の「Windowsマーク」をクリックします。
アルファベット順に並んでいるアプリケーションの中から「Windows PowerShell」を探して開きます。

接続するにはVPSのIPアドレスが必要なので、先程の画面から「IPアドレス」をコピーします。

Windows PowerShellにVPSに接続する以下のコマンドを入力し、Enterキーで実行します。
ただし「123.456.78.9」部分は、VPSのIPアドレスに置き換えて入力してください。

次に以下の画面になると思いますが、こちらはVPS接続に必要な「rootパスワード」の入力を求められています。
rootパスワードはサーバープランを申し込む時に決めているので、それを入力して実行します。

おそらく以下の画面に切り替わるのでこのような画面になればVPSの接続完了です。
これからこの画面を使って、マイクラサーバーを起動する等の操作を行います。

この画面でコピペするには、ショートカットの「Ctrl+C」や「Ctrl+V」が使えないので、貼り付ける時は、画面内で「右クリック」すると貼り付け(ペースト)ができるのでコマンド入力に活用してください。(コピーは別の方法です)

簡単にVPS接続できましたね!

たまにコマンドプロンプトやWindows PowerShellの名前を見ることはあったけど、こういう使い方だったのね!
プラグインサーバーを起動する
いよいよMODサーバーを起動していきたいと思います。
先程の「minecraft_server」フォルダを開きたいと思います。
以下のコマンドを実行して、minecraft_serverフォルダに移動したいと思います。
cd /opt/minecraft_server

[[email protected] minecraft_server]
となったらフォルダは開けました。
それでは、以下のコマンドを実行してプラグインサーバーを起動してみましょう。
sh run.sh

「Done (XXXs)! For help, type “help”」と表示されたら正常にサーバー起動完了という合図です。
これでサーバー起動完了したのでマイクラサーバーに接続できます。
ですが、プラグインをサーバーに導入してないのでマイクラサーバーに接続するのはそれからにしましょう。

あともう少し!
プラグインを導入するには、サーバーを停止してから導入する必要があるので、stop
コマンドを実行してください。
WinSCPを開いて、プラグインを「plugins」フォルダにドラッグ&ドロップで入れます。
今回は、冒頭で例に出した階段ブロックに座れるプラグインを入れてみます。

確認のために、pluginsフォルダを開いて確認してみましょう。


きちんと入っていますね、これでプラグイン導入は完了です。
それでは、2回目のプラグインサーバーを起動させましょう。

ん、最初からプラグイン導入した方が手順少なくない?

それでも良いのですが起動できなかった時に、どこの手順で間違えたか分かりやすくするために、あえて起動を分けて行っています。

プラグイン導入後も正常にサーバー起動をすることができました!
Windows PowerShellを閉じてしまった時に2回目以降にマイクラサーバーを起動する手順をまとめました。
- Windows PowerShellを起動する
ssh [email protected]
を実行する(IPアドレスは書き換える)cd /opt/minecraft_server
を実行するsh run.sh
を実行する
※screenを使っている方は、5.としてscreen -r minecraft
を実行する
プラグインサーバーに接続する
それでは、サーバーと同じバージョンに合わせてマインクラフトを立ち上げて「マルチプレイ」でサーバーに接続してみましょう!
「マルチプレイ」をクリックします。

次に「ダイレクト接続」をクリックします。

ConoHa for GAMEのIPアドレスを入力して、「サーバーに接続」をクリックします。

するとサーバーに接続することができました!
階段ブロックに座れるプラグインも反映されていることが分かりました!

お疲れ様でした!これでプラグインサーバーの立て方は以上になります!
現時点では、Windows PowerShellを閉じるとマイクラサーバーも停止されるようになっているため、Windows PowerShellを閉じても24時間365日、サーバー停止されないようにしたい!という方はよくある質問をご覧ください。
よくある質問
こんな時はどうすればいいんだろう?という疑問をよくある質問という形式でまとめたのでご覧ください!

よくある質問は随時更新していきます。
分からない事があればコメント欄にて分かる範囲でお答えできます。
最後に
ConoHa for GAMEのMODやプラグインサーバーはいかがだったでしょうか?
レンタルサーバーと聞くと難しい操作や知識が必要なイメージがあったり、MODやプラグインサーバーとなると更に難しいと思いますが、この手順で行えば、誰でも簡単にマイクラサーバーを立てることができると思います!
今まで友達や身内同士で遊びたくても遊べなかった方もConoHa for GAMEで24時間利用できるため、お試しで使ってみるのもアリだと思います。是非、この機会にConoHa for GAMEでマイクラサーバーを立ててみましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回の記事でお会いしましょう!
This crash report has been saved to: /opt/minecraft_server/./crash-reports/crash-2023-03-25_21.46.29-server.txt と Encountered an unexpected exception
というエラーが出て、できませんでした。どうすればよいでしょうか。初心者なもので…
seed値を指定して始めたいのですがどのタイミングでどこに入力すれば良いですか?
ConoHa for GAMEでプラグインサーバー建てられるか不安でしたが、大変参考になりました。
ありがとうございます。これで普通のVPSから移行できます。
Windows PowerShellを使うのは後々面倒そうだったので、ブラウザコンソールからcd /opt/minecraft_serverで侵入して起動する事も試したら行けました。
標準でScreen入ってるのはありがたいですね。
まだConoHa Mobileは対応してないようなので対応に期待です。
プラグインサーバーを起動する手順の際cd /opt/minecraft_serverと入力するとありますが、この画像の画面がどうやれば出てくるのかどこに入力するのか分かりません…
初歩的な質問で申し訳ないのですがご教授お願い致します。
WinSCPでログインをしようとすると、『ネットワークエラー:”○○○”への接続が拒否されました』と出てきて、ログインできません。
コンソールでのログインは出来ていて、ユーザー名とパスワードは同じものを使い、IPアドレスはコピーして貼り付けて、ポート番号はそのままにしているので入力の間違いは無いと思います。
過去に、サーバーを建てたことがあったのですが、その時は、問題なくログインすることが出来ました。